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メンズファッションデザイナーたちは、“デザインに疲れている”

5/20(月) 17:00配信 有料

WWD JAPAN.com

「ヨーク」2019-20年秋冬コレクション

 2019-20年秋冬シーズンの国内デザイナーズブランドのショーや展示会取材を一通り終え、メンズデザイナーたちの多くがデザインに少し“疲れている”と感じた。1月にミラノ・メンズ・コレクションでショーを行った「ベッドフォード」の山岸慎平デザイナーは、ショー後のバックステージで「ここ数シーズンはショーを意識するあまり、自分が本当に着たい服ではなくなっていた。だから19-20年秋冬では自分が着たいと思う服を作った」と語っていたのが印象的だった。山岸デザイナーのように、従来は強い世界観で勝負していたものの、19-20年秋冬シーズンを機に「自分が着たい服」にクリエイションをシフトするデザイナーは他にも見られた。20年に10周年を迎える「シセ」の松井征心デザイナーも自身の19-20年秋冬について、「最近はテーマに引っ張られすぎていたので、ミニマルな服作りに原点回帰した」と述べていた。48歳を迎える有働幸司デザイナーの「ファクトタム」も、これまでよりもぐっとベーシックで素材の上質さにこだわった服が多く、価格帯と年齢層を明確に上げてきた。デザイナーの思考が個性的な世界観の提案から、顧客が親しみやすい服へと移り変わりは、時代の移り変わりによる必然を感じると共に、ある種の危機感も同時に覚えた。(この記事はWWDジャパン vol.2084からの抜粋です) 本文:2,269文字 写真:1枚

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最終更新:5/20(月) 17:00
WWD JAPAN.com