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4月17日以降の広島はどこが変わった? 急上昇を数字で検証してみた

5/21(火) 11:03配信

週刊ベースボールONLINE

外国人左腕の復調

 そして投手陣。実はこちらの改善ぶりもすごい。4月16日まではチーム防御率4.37、その時点でリーグ5位だったのが、4月17日以降は防御率2.28と、2点台前半をたたき出しているのだ。通算でも5月20日時点での防御率3.04はリーグトップだ。

 何と言ってもジョンソン、フランスアの両外国人左腕の復調が大きい。4月16日時点で、ジョンソンは0勝2敗、防御率9.82、フランスアは0勝1敗2ホールド、防御率7.20だったが、4月17日以降は、ジョンソンは3勝1敗、防御率1.33、フランスアは4勝0敗4ホールドの防御率1.80だ。序盤戦の投手陣を支えた大瀬良大地、床田寛樹も、4月17日以降も堅調で、なお防御率を下げている。

 また、4月23日から先発ローテーションに加わったアドゥワ誠が、以降2勝を挙げ、防御率1.59と奮闘しているのも大きい。先発陣では、野村祐輔が4月16日時点よりそれ以降の防御率が悪くなっているので、このあたりと、今後6連戦になった時の6人目の先発投手(現状、九里亜蓮、山口翔あたりが候補か)がカギになってくるだろう。

 あとは、攻撃陣で、現状好調な選手が少し調子が落ちたときに、4月17日以降もそれ以前と横ばいに近い感じが続いている選手たち(それぞれ打率が、田中広輔.180→.170、安部友裕.244→.234、松山竜平.171→.150、長野久義.167→.209)が、調子を上げてカバーできるかどうか。これだけチームが調子を上げてきても、まだ本領発揮できていない選手の名前がこれだけ挙がる層の厚さは、むしろ逆に、今後カープが優勝争いを繰り広げていく可能性を十分示しているともいえるだろう。

文=藤本泰祐 写真=BBM

週刊ベースボール

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最終更新:5/21(火) 11:03
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