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【スーパーカー第二黄金期 02】エンツォが企画した最後のフェラーリ、“F40”はバブル景気の時代を象徴するモデルだった

5/21(火) 6:30配信

Webモーターマガジン

「Ferrari F40/フェラーリ F40」

第一次のスーパーカーブームが落ち着いてから約10年。1980年代末に日本はバブル景気に突入する。そんな時代に新たなスーパーカーが数多く登場し「スーパーカー第二黄金期」が到来する。この華やかなりし時代の寵児たちを振り返る連載企画をお届けする。第2回は「フェラーリ F40」だ。

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1987年、フェラーリの創立40周年を記念したアニバーサリーモデルとして、総帥エンツォ・フェラーリ自身の企画によって開発されたモデルがF40だ。結果的にこのF40は彼が企画した最後のモデルになった。

1984年に発表されたグループBマシン、288GTOの延長線上にあるが、進化型と呼ぶには大きな隔たりを感じさせる。いかにもスーパーカー的に大きく張り出したオーバーフェンダーや巨大なリアウイングを備えたボディのデザインは、当時のほかのフェラーリ車同様にピニンファリーナの手による。

ミッドシップ搭載される3LのV8DOHCエンジンはツインターボとインタークーラーが装着され、478psの最高出力と58.8kgmの最大トルクを発生し、5速MTで後輪のみを駆動する。最高速は324km/h、0→200km/h加速は12.0秒、0→1000m加速は21.0秒と公表されていた。

その加速はハンパなものではなく、乗り味もハード。車高調節機構付きやコンペティツィオーネなど、さまざまなバリエーションが登場したが、いずれもフェラーリの原点である公道を走るレーシングカーを意識して開発されたモデルだった。

フェラーリ F40 主要諸元(1988年)

・全長×全幅×全高:4430×1980×1130mm
・ホイールベース:2450mm
・重量:1100kg
・エンジン種類:V8DOHCツインターボ
・排気量:2936cc
・最高出力:478ps/7000rpm
・最大トルク:58.8kgm/4000rpm
・トランスミッション:5速MT
・駆動方式:縦置きミッドシップRWD
・タイヤサイズ:前245/40ZR17・後335/35ZR17

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最終更新:5/23(木) 18:57
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