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【試乗】BMW Z4 M40iは本気で走れるオープンスポーツ、状況に応じていろいろと楽しめる!

5/21(火) 12:06配信

Webモーターマガジン

ハンドリングはクイックだがピーキーではない

トヨタのスープラとの共同開発で誕生したオープンスポーツが「Z4」だ。今回はその中でも3L直6ターボエンジンを搭載するトップグレード「Z4 M40i」のパフォーマンスを、竹岡 圭レポーターがチェックする。

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約2年ぶりの再登場となった3代目のZ4。パッと見て驚いたのは、ホイールベースの短さ。先代比マイナス25mmの2470mmだ。全長プラス85mm、全幅プラス75mm、全高プラス15mmなのに対してのホイールベースだけが短くなっている。最近あまり見かけないディメンションゆえに逆に目を惹きます。

と同時に、乗りこなすにはかなり腕が必要そうな感じを受けますが、そこは最新モデル、サポート体制はバッチリ。電子デバイスが介入しすぎずサポートするといった感じで的確なんですよね。

もちろんその領域に至るまでも、重心を下げるためにソフトトップを採用して、基本性能の高さはしっかり作りこまれていますから、ちょっと乗っただけでも、限界領域はかなり高いところにあるのが伝わってきました。

ハンドリングは確かにクイックではあるけれど、神経質さはあまりないのでピーキーすぎて疲れる!ということはなく、シチュエーションに合わせたドライビングが楽しめるといった雰囲気。本気になったらかなりのジャジャ馬な感じが、そこはかとなく伝わってはきますけどね。

2Lモデルにも乗ってみたい!

今回試乗したのは、ハイパフォーマンスモデルのM40i。340psを発生する直列6気筒3Lのツインパワーターボエンジン搭載モデルなので、それなりに走りたくなるわけですが、普通に走っている分には限界なんてまったく見えない感じ。

あえて初期制動は緩めに設定し、ドライバーの踏力でコントロールできるようにしてあるブレーキフィールも、個人的にはもう少し強めに効いてくれてもいいかなと思うレベルでスポーティでした。

また、リアデフのロック率を電子制御して、旋回性能とトラクション性能を高めるMスポーツデファレンシャルのおかげで、気持ち良く曲がりながらコーナーで踏んでいけるので、本格的なスポーツドライビングが堪能できること請け合いでしょう。

電子制御式のアダプティブMサスペンションもしなやかなので、街乗りレベルでも乗り心地は満足。500Nmのトルク感を知ってしまうと、転がすだけでもラクさが違うんですよね。

ただ、これらがオプション設定となる、今回試乗できなかった直列4気筒2Lツインパワーターボモデルも、アタマが軽いぶん軽快に走るのではないかと想像できるわけで、日常+スポーツ走行なら価格的にも20iモデルで十分だろうと思われます。

ルーフの開閉も50km/h以下なら走行中でも10秒で可能だし、ソフトトップのためトランクルームの容量にも影響せず281Lを確保して、しかも長尺物用のトランクスルーゲート付きだから、二人での旅行なら問題なく出かけられますからね。(文:竹岡 圭/写真:井上雅行)

BMW Z4 M40i 主要諸元

・全長×全幅×全高:4335×1865×1305mm
・ホイールベース:2470mm
・車両重量:1570kg
・エンジン型式/種類:B580B30C型/直6DOHCターボ
・排気量:2997cc
・最高出力:250kW<340ps>/5000rpm
・最大トルク:500Nm<51.0kgm>/1600-4500rpm
・WLTCモード燃費:12.2km/L
・トランスミッション:8速AT
・タイヤ:前255/35ZR19、後275/35ZR19
・車両価格:835万円(税込み)

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最終更新:5/21(火) 12:06
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