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松本人志が林真理子に提言「“芸能人不倫の日”を作ろう」

5/21(火) 6:00配信

文春オンライン

「最近、本も全然読んでなくて。どの面下げて、ここに来たっていう」

 そんな松本人志さんの第一声で始まったのが、「文藝春秋」での対談連載「松本人志 Creator×Creator」。連載第3回となるこの日のお相手は、作家の林真理子さんだ。過去2回は宮藤官九郎さん、笑福亭鶴瓶さんと、いわば「同業者」との対談だったのが一転、作家という畑違いの相手との対談に少々緊張気味の松本さんだった。

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 だが、お互いに「怒り」が仕事や作品のネタになるという共通点から話はスムーズに進みだす。発言や文章の一部が切り取られネット上で炎上するという双方の体験から、行き着いたのがなぜか不倫の話。そこで松本さんから思わぬ「提案」があった。

林 不倫もこんなに糾弾されなくてもいいじゃない、と思います。

松本 僕は「芸能人不倫の日」を作れ、って言ってるんです。何月何日は「不倫の日」と決めて、芸能人全員が不倫するんですよ。そうしたら週刊誌も手が回らないでしょう。嫁にも言い訳が立つじゃないですか。「今日、俺はしたくないけど、不倫の日なんだ」って(笑)。

林 (笑)それ、いいですね。

松本 「もう来たか。1年早いな」って言って、「今日はちょっと遅なるわ。しゃあないし」って出かける。

林 昔は芸能人のスキャンダルを追いかける週刊誌も多くて、一般の人は「あ、撮られちゃったのね」って許していたじゃないですか。今の週刊誌は、どこも老後や死後の話題ばかり。スキャンダルを追うなんて手間がかかること、ちゃんとやるのは『フライデー』と『週刊文春』と『週刊新潮』くらいで。それなのに国民全体で怒ってるみたいになってるのは、すごい不思議だと思う。

今の若手は「チームプレー」

 お笑い、文学とそれぞれの世界を代表する2人だけに、若い人たちへの視点も相通じるものがあった。

林 作家の世界でどうかなと思うのは、今の若手って仲がいい。クラブ活動みたい。だから「あなたたち、ライバルじゃないの?」って聞いたんです。そうしたら今、1人では100万部売れる本を出すことができないから、それぞれが5万部、10万部で頑張って、みんなで100万部にしようと思ってる、って説明されて。

松本 チームプレーみたいな。

林 そうそう、チームプレーです。

松本 お笑いもそうなってますね。団体で即興コントをするみたいなノリの番組が増えてます。

林 若い作家に若い編集者が加わって、吉祥寺あたりの居酒屋で飲んで。割り勘か知らないけれど、私から言わせると、すごくしょぼい。

松本 しょぼいって(笑)。

 と、こんな調子で松本さんの笑いを誘う林さんの「弾丸トーク」は、最後は「お家芸」とも言える「夫ネタ」に。次々と飛び出す「夫の愚痴」シリーズに、松本さんはすっかり聞き役に。

「林さん、おもしろいですねー」という松本さんの一言が、締めの言葉となった。

 対談の全文は 「文藝春秋」5月号 に掲載されている。

矢部 万紀子/文藝春秋 2019年5月号

最終更新:5/21(火) 8:03
文春オンライン

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