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一世を風靡した「カリスマ店員」が見た平成リアルクローズ史 森本容子の過去・現在・未来

5/21(火) 19:00配信

WWD JAPAN.com

平成ファッション史を語る上で欠かすことができないのが、1990年代半ばから盛り上がりを見せた「ギャルブーム」とその聖地といわれた「渋谷109(マルキュー)旋風」、そしてそこで働く販売員たちに注目が集まった「カリスマ店員ブーム」だ。若い女性がファッションもカルチャーも経済さえもけん引するパワフルな時代だった。

【画像】一世を風靡した「カリスマ店員」が見た平成リアルクローズ史 森本容子の過去・現在・未来

その象徴的な人物が、森本容子だ。「エゴイスト(EGOIST)」の販売員時代からテレビや雑誌で紹介され、99年に「カリスマ」が新語・流行語大賞を受賞した際の説明文には、「森本容子ら」という説明が入っていたほどだ。その後、プロデューサーとして「マウジー(MOUSSY)」をデビューさせ、後に独立して「カリアング(KARIANG)」を設立。雑誌「アエラ(AERA)」(朝日新聞出版)の「現代の肖像」や、中居正広が司会を務めるTBSの“金スマ”(「金曜日のスマイルたちへ」)でその半生が取り上げられたりもした。

令和の時代を迎えた今、森本容子にあの頃と現在、そして未来への思いを聞いた。

-「WWDジャパン」には2000年代に70回以上連載に登場してもらいました。大人向けのシンプルなカジュアルブランド「バンカー(BANKER)」のデビューまで報じましたが、最近はどんな活動をしていますか。

森本容子(以下、森本):拠点としているバリと東京とを行ったり来たりしながら、引き続き、ヨーコモリモトデザインオフィスの代表として「カリアング」や「バンカー」、雑貨をセレクトした「YMDO」、ショップチャンネル向けの「ヨーコモリモト(YOCO MORIMOTO)」などを手掛けています。昨年12月に待望の第一子が生まれたため、しばらくは仕事をスローダウンしているところです。最近は平成の振り返り企画などで取材を受ける機会も増えています。

-マルキューブームやカリスマ店員ブームは、ファッションの枠を超えた社会現象にもなりましたし、クイックで商品を作って高速回転させるOEM(相手先ブランドの生産)型のビジネスモデルで成功したという面でも画期的でした。猛烈だった時代を振り返る前に、あらためてこの業界に入ったきっかけを聞かせてください。

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最終更新:5/23(木) 18:10
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