ここから本文です

CL準決勝のふたつの大逆転劇に宮澤ミシェルも感嘆「本当の強さとはなんだろうって考えさせられた」

5/21(火) 11:00配信

週プレNEWS

サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』第97回。

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

今回のテーマは、今季のチャンピオンズリーグについて。アヤックスの活躍や、プレミアリーグ勢の躍進、リバプールの大逆転勝利など、決勝トーナメントに入ってから波乱続出となった今大会を宮澤ミシェルが振り返る。

*****

チャンピオンズリーグの準決勝は、2試合ともまさかの展開だったね。ふたつの大逆転劇を見ながら、本当の強さとはなんだろうって考えさせられちゃったよ。

トッテナムはホームでの初戦を0-1でアヤックスに先勝されたけど、アウェイでの第二戦を3-2で勝利。トータルスコアは並んだけれど、アウェーゴールの差で初めての決勝に勝ち進んだ。

トッテナムは故障者が多くいて戦力が揃わないなかでも地力の違いを見せたね。今季のプレミアリーグで圧倒的な強さを見せたマンチェスター・シティを、CL準々決勝で下しただけのことはあったよ。

あと一歩で負けたけれど、アヤックスはCL決勝トーナメント1回戦でレアル・マドリードを粉砕して、準々決勝でもユヴェントスを破る番狂わせ。彼らが今季のCLをおもしろくしてくれたのは間違いなかったね。

だけど、そのトッテナム対アヤックスよりも、すさまじい逆転劇を見せたのがリバプールだったね。バルセロナを相手にカンプ・ノウでの初戦は0-3で完敗。いくら2戦目がホームのアンフィールドとはいえ、普通なら3点のビハインドは跳ね返せないよ。

それが2戦目は4-0でリバプールが勝利して、トータルスコアで上回って2年連続の決勝進出を決めた。しかも、この試合は攻撃の要のFWモハメド・サラ―、FWロベルト・フェルミーノを欠くなかでの勝利だからね。やっぱり彼らも強大な戦力を揃えているってことなんだよな。

リバプールは1点目が大きかった。リバプールの左サイドから右サイドへ大きくサイドチェンジしたパスが届かなかったところを、バルサの左SBのジョルディ・アルバがヘディングでバックパスしたんだけど、そこをしっかりと読んで、かっさらって1点目を奪ったよね。

1/2ページ

最終更新:5/21(火) 15:01
週プレNEWS

記事提供社からのご案内(外部サイト)

週プレNEWS

集英社

No.30
7月13日(土)発売

特別定価440円(税込)

山本太郎とれいわ新選組は参院選の大穴とな
るか/プロ野球後半戦のキーマンは?/“も
らえる年金”はいくら?【グラビア】小島瑠
璃子/傳谷英里香/塩川莉世/牧野澪菜 他

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事