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NTTドコモの新料金 選んで得する人、損する人

5/22(水) 10:12配信

NIKKEI STYLE

NTTドコモは2019年4月15日、新料金プラン「ギガホ」と「ギガライト」を発表した。これらのプランは2019年6月1日より提供され、それ以降NTTドコモのスマートフォン(スマホ)利用者向け料金プランは、この2つに一本化される予定だ。新料金プランの仕組みと特徴、そしてどんな人がプラン変更するとお得になるのかを確認してみよう。

■複雑な要素を減らしプランを2つに集約

新プランが従来と大きく異なるのは、スマホを利用するのに必要な料金が1つにまとめられていること。従来のプランでは、音声通話をするための「基本プラン」とインターネット接続に必要な「spモード」、そして大容量のデータ通信をするのに必要な「データ定額サービス」の3つを別々に選ぶ必要があったが、新料金プランではこれらがひとまとめになっている。

しかも、用意されているプランはギガホとギガライトの2種類しかなく、その分類も非常に明確だ。まず「ギガホ」はデータ通信を積極的に利用するヘビーユーザー向けのプランで、2年間の契約を約束する「2年定期契約」ありの場合で月額6980円で利用できる。

ヘビーユーザーが最も気にするであろう、高速通信ができるデータ容量は月当たり30GBと、ソフトバンクの「ウルトラギガモンスター+」と比べるとやや少ない。だが、それを使い切っても最大1Mbpsの通信速度で通信が可能だというのが大きなポイントだ。1Mbpsあれば、画質は落ちるが動画もなんとか視聴可能であるし、それ以外の多くのインターネットサービスも問題なく利用できるので安心というわけだ。

一方で、ウルトラギガモンスター+のように、YouTubeなど特定のサービスを利用した時だけ通信料がかからない、いわゆる「カウントフリー」の仕組みは用意されていない。なお、データ容量を使い切った後、1Mbpsで使えるサービスには、NTTドコモのほかに楽天モバイルがある。さらにKDDI(au)が2019年5月13日に発表した「auデータMAXプラン」は高速データ通信の容量が無制限となっている。高速通信の容量を使い切りがちな人は要チェックだ。

そしてもう1つのギガライトは、使用するデータ通信量に応じて、毎月の料金が4段階に変化する段階制のプランだ。2年定期契約ありの場合、月当たり1GBまで利用した場合は月額2980円の「ステージ1」となり、それ以降容量が2GB増える毎に料金が1000円増え、最も多い7GBまで使用した場合は「ステージ4」となり、月額5980円がかかる。7GBを超えると通信速度が128kbpsに低下することから、そこまでデータ通信をしないライトユーザー向けのプランといえるだろう。

データ通信を多く使う人は「ギガホ」、あまり使わない人は「ギガライト」を選ぶことになるだろう。それに加えて、定額通話がしたい場合は国内通話が無料になる「かけ放題オプション」(月額1700円)、5分間の定額通話が必要な場合は「5分通話無料オプション」(月額700円)を追加で契約すればよい。

これまでは自分の使い方に応じて基本プランやデータ定額サービスを選ぶ必要があったため、判断が難しく結局ショップ店員に勧められるがままのプランを契約してしまうという人も少なくなかったと思う。だが新料金プランはそもそも選択肢が2つしかなく、それに通話定額を加えるだけなので、プラン選びに頭を悩ませる必要がなくなった。

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最終更新:5/22(水) 12:15
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