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連休疲れ?五月病? 産業医が教える要相談のサイン

5/22(水) 8:11配信

日経BizGate

ベテランにも起きる

 入学や入社のために受験や就活で頑張り、無事に入学、就職して新しい環境に入った後、メンタルな症状が出ることは、一般的に五月病と呼ばれます。5月に令和を迎え、10連休となったゴールデンウイークが明け、学校や職場に戻るあたりから、この五月病の人が出てくることが懸念されます。

 ベテランであっても、新しく昇進した人、あるいは異動や転勤となった人にも当てはまる可能性があります。55歳を過ぎて、役職を解かれたり、60歳を迎えて、雇用や業務内容、処遇が変わったりした場合も同様です。

 五月病は医学的な病名ではありませんが、新しい環境によって、気分の落ち込み、強い不安、焦り、気力が無くなる、または不眠、食欲不振が生じ、強い疲労を感じることもあります。人との関わりがおっくうになり、外出しなくなる場合もあります。これらのケースでは、専門医にうつ状態を指摘され、適応障害等と診断される可能性があります。

 なお、新しい環境としては季節を問わず、結婚や出産も同じです。おめでたいことのはずですが、パートナーと暮らし始めたり、我が子を初めて育てることも環境の変化にあたります。

 若年層による入社後の早期退職が話題に上りますが、何らかのメンタル面の不調を抱えたまま退職していくケースもあることでしょう。新しい環境にうまく適応できれば、多少の症状は徐々に改善していきます。

 環境の変化は人間にとって、重要なことです。生物学的な意味では、変化する自然環境に適応しながら人類は発展し、これまでのところ地球上での繁栄に成功しています。人間社会では、義務教育から高校、大学に進んだり、就職して社会人となって独立していくことは、環境変化を乗り越えることで、もたらされるよい結果でしょう。

 成長の過程で適応できたということは、その人の成功体験となり、自信をもたらし、あるいは心理学的な捉え方としては自己効力感を高め、将来の環境変化への強さをもたらします。

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最終更新:5/22(水) 8:11
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