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民放4月ドラマ、圧勝「天海祐希」は甘味差し入れで現場にゲキ

5/22(水) 9:35配信

SmartFLASH

「令和初の連続ドラマとなるだけに、『社運を懸けたもの』になるといわれていました。しかし、今クールの主要ドラマで、ヒットの目安とされる視聴率二桁超えをクリアして、成功といえるのはごくわずか。今クールは、テレ朝の独走態勢といっていいでしょう」(キャスティング担当)

 ちなみに、ここでいう「視聴率」とは、あくまでリアルタイム視聴率のこと。近年は、その数値が高いとDVD化や映画化などの二次利用の可能性が高まる「タイムシフト視聴率」(録画による再生視聴)が重視される傾向にある。

 本誌は、大手広告代理店がクライアント向けに作成した資料を入手。ギャラを含めた総制作費をもとに算出された「採算分岐点」から、ドラマの成否をジャッジしている。今回は「勝ち組」を紹介する。

 今クールの成功ドラマ1位は、天海祐希が「1st season」から主演を務める刑事ドラマシリーズ『緊急取調室』(テレビ朝日系)。今作は2017年以来の「3rd season」となるが、総合視聴率(純然たるリアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率の合計)が19.3%と、民放ドラマでは首位を獲得。

「共演者やスタッフから『座長』と呼ばれている天海の、熱の入れようは相当なもの。自身の名前に引っかけて、毎回どら焼きや塩大福など、大量の甘味を差し入れて、『甘いもん摂らないと頭働かないよ!』と檄を飛ばしている」(制作会社プロデューサー)

 2位は、かつて故・渡瀬恒彦の当たり役だった『警視庁捜査一課9係』の続編シリーズで、井ノ原快彦主演の『特捜9 season2』(テレビ朝日系)。

「渡瀬さんが逝去した直後は、ドラマの存続も危ぶまれましたが、主演を引き継いだ井ノ原の発案で、今もスタジオに渡瀬さんの遺影が置かれています」(制作会社ディレクター)

 3位は、沢口靖子主演の『科捜研の女』(テレビ朝日系)。1999年の放送開始から安定した人気を誇る鉄板ドラマだが、番組20周年と、テレ朝開局60周年を記念して、4月期からの「season19」が一年間放映されることが決まった。

「テレ朝のプライムタイム(19時~23時の時間帯)のドラマとしては『暴れん坊将軍』以来20年ぶり、木曜20時枠では『遠山の金さん』以来、34年ぶりとなる通年放送のドラマ。

 沢口も気合十分で、現場にトレーナーを帯同するなど、体調管理にも抜かりがありません」(キャスティング担当)

 独走するテレ朝に、かろうじて4位で食い下がったのは『ラジエーションハウス』(フジテレビ系)。

「最新のタイムシフト視聴率では首位(9.1%)、総合視聴率でも19.1%と好調。かつてフジの『月9』といえば、キラーコンテンツで制作費も潤沢でしたが、コスパ重視の現在では合格点でしょう」(制作会社プロデューサー)

 次のページでは、採算分岐点をクリアしている「成功ドラマ」トップ10の評価データを公開する。

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最終更新:5/22(水) 12:28
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