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警察や車検の対応でひと苦労!「ムダな努力」と笑えない自動車カスタマイズの3つ

5/22(水) 11:40配信

Auto Messe Web

自己満足で楽しかった平成カスタム

 昭和末期から平成中盤まで、盛んに行なわれた自動車カスタマイズ。ライバルよりも目立ちたい、速くしたいという欲望に勝てず、違法なドレスアップ&チューニングをしたクルマ好きもいるでしょう。ゆえに反則切符を切られたという人も多いのではないでしょうか。 もちろん車検に通すためや警察のお世話にならないための努力も必要だったワケです。今回は、そんな時代を振り返りつつ、ありがちだったカスタムの「ムダ(ではなかった)な努力」を紹介したいと思います。

【画像】音量調整できるマフラー構造の仕組み

ホーンのラッパマークを手書きで作成

 エアバックが標準装備されていなかった時代、たとえ装備されていても、とにかく純正ハンドルのデザインはダサくて外径も大きかった。スポーツカー乗りはもちろん、見た目の良さからもセダンやワゴンのオーナーもハンドル(ステアリング)交換をしまくっていました。 この社外ハンドルにおいて車検時にネックになったのが「ホーンマーク」。MOMOやナルディといったメーカー品にはホーンボタンに描かれていますが、一部は無印な社外ハンドルもありました。別になくても操作上に困ることはないですが、車検ではホーンマークがないとNG。そのためにマーク入りのホーンボタンを別途購入したり、手書きで書き足して対処していました。

 なかには、ラッパのマークをメモ用紙などに書いてテープで貼り付けた、という人もいるのではないでしょうか。そういえば、シフトパターンも同様。こちらも走り屋を中心に社外のシフトノブへ交換するのがセオリーでした。しかし、デザイン優先なのかシフトパターンが描かれていないノブもあり、同じくガムテープなどにシフトパターンを書いて貼り付け。一時しのぎしたものです。

ご近所さんに気を使い爆音マフラーの音量ダウン

 スポーツマフラーへの変更も平成に大ブレイクしたカスタマイズのひとつ。排気効率アップを目的にしたスポーツカーが主流でしたが、サウンド面も向上できるとあって、幅広い車種でマフラー交換の醍醐味を楽しんだものでした。最近のクルマこそ厳しいですが、当時は音量やテールエンド形状に対する規制はゆるく、車検に通る保安基準適合品であっても迫力のサウンドでした。

 そこで便利だったのは、インナーサイレンサーと呼ぶもので、テールエンド内(マフラーカッター)に装着すると消音効果を発揮。あらかじめテールエンドにインナーサイレンサー用の固定穴が設けられているマフラーもありました。

 このインナーサイレンサーの効果は高く、例えば峠を走り終えた後は、熱々のマフラーにサイレンサーを差し込んで家路につく、なんてことをワザワザやっていたのです。住宅街では静かに走行し、近所迷惑にならぬよう配慮したものです。いまは、リモコンを使って音量変更できる可変バルブ式マフラーが誕生するなど、便利な時代となりました。

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最終更新:5/22(水) 14:43
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