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アジア・アフリカから新たな才能を発見せよ! FIFA U-20 ワールドカップのスター候補

5/22(水) 17:40配信

footballista

ネクスト・ヤヤ・トゥーレ

 ナイジェリアはU-20ネーションズカップの準決勝でマリにPK戦負けを喫し、アフリカ4位で今大会への出場権を手にした。ただ、その“アフリカ予選”には参加していなかった有望タレントが今回は登場する。マンチェスター・シティのU-23でプレーするトム・デレ・バシルだ。マンチェスターで生まれ、シティのアカデミーで育った。イングランドU-16代表でもプレー経験のあるテクニシャンは、2017-2018シーズンのリーグカップ準々決勝レスター戦でトップチームデビュー。荒削りながら中盤で印象的なプレーを見せた。まだトップチームに定着はできていないものの、この大会をブレイクのきっかけにする可能性は十分にある。

 シティに所属するアフリカ人MFであることから“ネクスト・ヤヤ・トゥーレ”と評する声もあるが、プレースタイルはコートジボワールのレジェンドとはまったく異なる。179cmとあまり大柄ではないもののボールを奪うセンスに優れ、攻めに転じれば周りを見ながら効果的なファーストパスを供給。常に次のプレーを描けていることが見て取れる。

  メインポジションはシティの王道システムである[4-3-3]のインサイドMFでアンカーもこなす。一方で、今大会の“フライング・イーグルス”(U-20ナイジェリア代表チームの愛称) は、よりシンプルにタレント力を生かす[4-4-2]を採用している 。普段とは違うポジションに適応し、周囲のタレントを生かすことができるかがチームにとってももデレ・バシル自身にとっても鍵となりそうだ。

アスパイア・アカデミー出身のストライカー

 続いて紹介するのは、現在アルアハリでプレーするカタールのアブドゥルラシード・ウマル。カタールが国家的に取り組んでいる選手育成の総本山「アスパイア・アカデミー」で育った技術の高いストライカーで、ゴール前での身のこなしは今年のアジアカップで得点王に輝いたアルモエズ・アリを彷彿とさせる。さらに、直線的なスピードを発揮したラインブレイクからの鋭いフィニッシュも得意としている。

 厳しくマークされていても、ファーストコントロールでターンしながらそのままシュートに持ち込んでしまう形は相手ディフェンスにとって脅威。常識的には強引だが、アブドゥルラシードにとってはごく普通のことのように、しっかりとミートして枠内に撃ち込んでくる。U-20ネーションズカップで5試合1失点のナイジェリア、注目GKルニンを擁するウクライナ、北中米カリブ海王者のアメリカとディフェンスの強い国がそろう組を勝ち上がる立役者になれば、A代表への扉も開かれそうだ。

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最終更新:5/22(水) 17:47
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