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アジア・アフリカから新たな才能を発見せよ! FIFA U-20 ワールドカップのスター候補

5/22(水) 17:40配信

footballista

日本の注目選手は”飛び級”参戦の17歳

 前回大会ではラウンド16敗退ながら堂安律(フローニンゲン)がインパクトを残した日本は、久保建英や安部裕葵といった期待のタレントが五輪世代が中心になるとされるコパ・アメリカとの兼ね合いもあってかメンバーから外れた。しかしながら、彼らに勝るとも劣らないポテンシャルを持つのが“飛び級”参戦となる17歳の斉藤光毅だ。J2の横浜FCで主力を担い、すでにリーグ2得点を記録。三浦知良との“35歳差コンビ”が紙面を躍らせるなど露出度は高まっているが、その才能を考えればもっと注目されていてもおかしくはない。

 ただ、ここまでは横浜FCでの落ち着いた環境が彼の成長を守ってきたと言えるかもしれない。2017年に仙台で開催されたU-16インターナショナルドリームカップの得点王と大会MVPに輝き、同年のU-17ワールドカップでも久保や宮代大聖、中村敬斗とともに中心メンバーとして期待された。ところが、ケガで直前に辞退。その時の悔しさが、17歳にして芯の強いアタッカーの糧になっている背景もありそうだ。

 前線とサイドの両ポジションをこなす斉藤の武器は鋭いドリブル。しかしながら、本人も主張するようにドリブルだけでなく、常にゴールに向かうプレースタイルが相手ディフェンスの脅威になる。3得点をマークして世界行きに貢献したU-19アジア選手権でも、個の突破力はもちろんのこと、FWや中盤の選手と見事に絡んだコンビネーションからフィニッシュやラストパスを繰り出す姿が印象的だった。

 おそらく[4-4-2]の左サイドMFがメインになるが、“逆足”の右利きということもあり、中央に流れるというより斜め前、ゴール方向に入り込んでいくプレーが随所に見られそうだ。勝負どころでは2トップの一角でよりフィニッシュに直結する役割が求められる時間帯、シチュエーションが出てくることも想定される。

 この世代で久保と安部が攻撃の中心を担ってきたことは間違いなく、さらに今季のJリーグで得点を重ねて期待された清水エスパルスの滝裕太もケガで離脱するなど前途多難の”影山ジャパン”だが、現在の注目度を大会に入って覆せるタレントはそろっている。その筆頭株として斉藤の活躍に期待したいところだ。

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最終更新:5/22(水) 17:47
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