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ボルボはなぜ走りがよくなったのか? 新型V60を考察する!(試乗記後編)

5/22(水) 21:13配信

GQ JAPAN

フルモデルチェンジした新型ボルボV60に今尾直樹が試乗した。かつてのボルボとは異なるあらゆる部分に感動したワケとは? 後編はインテリア&走行性能について。

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まさに北欧デザイン! な、インテリア

内装にも直線とカーブの対立構造が持ち込まれていて、自然を取り込んだ機能主義とでも表現できそうなスカンディナビア・デザインに息を飲む。

人工的な液晶画面は21世紀の象徴である。そのほかの表面はレザーとウッドのナチュラルな素材が覆い、ステンレスを思わせるシルバー部品が要所をキリリと引き締める。

試乗車の場合、ドアを開けると白夜を思わせる全面オフホワイトのシート表皮が目に飛び込んでくる。さぶっ。とは思わせない。クールに温もりを感じさせる。そこが北欧デザインのマジックというべきだろう。

大きな舟に乗っているような印象

プラットフォームは「90」シリーズや「XC60」と同じSPA(Scalable Product Architecture)である。

おなじだけれど、筆者の記憶のなかのV90やXC60より、仕立てはスポーティで、端的に申し上げれば乗り心地が少々硬い。タイヤは235/40R19という大径扁平のコンチネンタル社製「プレミアムコンタクト6」である。快適性とスポーツ性の両立を図ったというシリーズだけれど、縦方向のショックをコツコツと伝える。それがスポーティなフィールをドライバーに与える。

それでいて、基本的にはでっかいクルマに乗っている感覚がある。全長×全幅×全高は4760×1850×1435mm、ホイールベース2870mmという寸法は、現代のミドサイズとしてはむしろコンパクトである。たとえば、メルセデス・ベンツEクラスのステーションワゴンは全長が4930mm、ホイールベースは2940mmある。あちらこそ、デッカい。

ところが、筆者の印象によれば、あくまで印象ですけれど、運転感覚はV60のほうがゆったり、大きな舟に乗っているような心持ちがする。

そういえば、トレッドはEクラスとおなじほどあるし、エンジン横置きのV60のほうが室内はゆったりしているような気がするのだ。それに、低速でコツコツ感はあるけれど、足の動きはゆったりしていて、さらにステアリングがスローときている。

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最終更新:5/22(水) 21:13
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