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檀れい、西川美和、宇垣美里、赤川次郎ら、『誰もがそれを知っている』に絶賛コメント

5/22(水) 15:01配信

リアルサウンド

 6月1日に公開されるアスガー・ファルハディ監督最新作『誰もがそれを知っている』に、檀れい、西川美和、宇垣美里ら著名人が絶賛コメントを寄せた。

【写真】『誰もがそれを知っている』ポスタービジュアル

 『別離』『セールスマン』のファルハディ監督が、15年前のスペイン旅行で目にした行方不明の子供の写真に着想を得て以来、構想を練り上げてきた本作では、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムの夫婦共演が実現。スペインの故郷で久々に再会した家族と幼なじみだったが、結婚式で起きた娘の失踪きっかけに、隠していたはずの真実をめぐって家族の秘密と嘘がほころび始める。

 本作にコメントを寄せたのは、檀、西川、宇垣に加え、赤川次郎、池澤夏樹、岩下志麻、宇野維正、梅沢富美男、小竹由美子、辛酸なめ子、西村京太郎、深木章子、風吹ジュン、前田典子、松尾貴史、真魚八重子、萬田久子、山内ケンジ、山内マリコ、山村紅葉という各界の著名人総勢20名。リアリティ溢れる家族の人間模様や、巧みなサスペンス展開などについて綴っている。

【著名人コメント一覧】
■赤川次郎(作家)
ある誘拐事件をきっかけに、一族の闇の部分が次々に暴かれていく。そのスリリングな展開。そして人々の秘密のなんと人間くさいこと! リアルな人物描写の厚みは、この映画を間違いなく今年の重要な一本にしている。

■池澤夏樹(作家)
若い恋の果実がずっと後になって中年を襲う。
巧妙なプロット、達者な役者、見事な映像。
映画って、こういうものだ。

■岩下志麻(女優)
噂が広まりやすい小さな村で起こる事件!
複雑な男と女の関係がミステリアスで息を呑んだ。

■宇垣美里(アナウンサー)
明るく陽気なスペインの村の裏側は泥臭く、重い鎖のように人間関係が絡み合っていて息苦しい。後半に見えてくるタイトルの意味、善悪では割り切れない現実に暗い喪失感を覚えるけれど、きっと家族は、世界は、そんなもので満ちている。

■宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)
驚くほど自然で洗練された演出と、それを支える役者たちの身体と表情。
意外性に満ちた巧みなストーリーテリングと、最後におとずれる深い情感。
現代においてもしパーフェクトな映画があるとしたら、それはこの作品だ。

■梅沢富美男(俳優)
どこの家族にもきっと一つや二つある隠し事
明るいスペインの日差しの中に隠されたそれぞれの感情
自分の身の周りにも起こりえるリアリティにのめり込む

■小竹由美子(翻訳者)
誰もが互いの過去を知っている、そんな小さな村で展開する見事な心理サスペンスだ。ラウラと娘を挟む二人の男の、それぞれの誠実さが胸に迫る。母の秘密を知った娘と娘の秘密を知った母、二組の母娘の姿が切ない。

■辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
喜びや不安、哀しみなど運命共同体となった家族が奏でる感情のハーモニーの壮大さはオーケストラの交響曲を聴いているようでした。わずかな不協和音が犯人の存在を教えてくれます。

■檀れい(女優)
家族とは、人間とは! 気が付けば名匠ファルハディの世界にどんどん引き込まれていく極上の133分!! 家族にまた一つ秘密が増える。

■西川美和(映画監督)
初めの30分。映画に溢れるまばゆいような幸福が怖い。
問題のない日常にアスガー・ファルハディが仕掛ける底なしの悪夢は、
過去の作品でも嫌というほど味わわされているからだ。
そしてもちろん、すべての予測を上回ってくる。
絶対的な悪を使わずして、あらゆる人間の因果をあぶり出す。魔法のようなシナリオだ。

■西村京太郎(推理作家)
こういうミステリイは大好きだ。結婚式で笑顔笑顔の裏で犯罪がひそかに進行していく。眼が放せない。名探偵も名刑事も出て来ず関係者が右往左往するのも現実感がある。終り方がまた怖い。

■深木章子(作家)
嘘を吐いているのは夫なのか妻なのか。真実を知ることは是なのか否なのか。
事件の真相が明かされるラスト。観客は、本当の悲劇はこれから始まる事に気づく。
精緻で重厚な人間劇。究極のイヤミスがここにある。

■風吹ジュン(女優)
見せ方の上手さも含め
巧妙によく出来た事情は次々と複雑さを増し………
全ての登場人物が怪しく思えてくる
リアルでありながら楽しめる
日本人好みのサスペンス

■前田典子(モデル・タレント)
ペネロペ&ハビエル夫婦の息の合った演技は見逃せない!
どんなに仲の良い家族でも、隠し事のひとつぐらいはある。
なかには、一生隠しておいた方が良いことだって。
子供が親に内緒でやっているつもりでも、実は親は知っている事って多いものだ。

■松尾貴史(タレント)
私たちの生活の中で同じ事が起きても不思議ではない不安のリアリティがある。まるでこの家族と一緒に過ごしているかのような錯覚を覚える。名匠の労作、鑑賞すると言うよりは「体験」と言うに相応しい濃密な作品。

■真魚八重子(映画評論家)
誘拐をきっかけに、家族の間に裂け目が生じ生々しい真実が息づき始める。誰にだって、知られたくない胸がざわつく秘密はある。だから本作は他人事ではない。むきだしになるきっかけさえあれば、明日は我が身にも。

■萬田久子(女優)
早く朝が来て欲しい時、ずっとこのままでと願う時、人の幸せ・不幸せは誰にもわからないモノ。個々が持つ放置しておきたい秘密。愛がこれほど『強い力』と、たくさんの顔を持っていたのか?! あっ!! 呼吸するのを忘れてたッ!

■山内ケンジ(劇作家・映画監督)
重厚なドラマだけなら世の中にたくさんある。手に汗握るサスペンスもたくさんある。そのどちらも満たそうとしてつまんなくなっている映画もたくさんある。しかしどちらも満たして、いや満たすどころか最高に面白くしているのはファルハディ映画だけだ!

■山内マリコ(作家)
一族の絆と幸福をこれでもかと見せつけ、
事件後、その裏面を一気にあぶり出す。
家族というものを試しつづけるこの監督の手腕、
恐ろしいほどに洗練されてる。

■山村紅葉(女優)
あまりにも意外な展開、犯人、動機!
「二時間サスペンスの裏女王」と呼ばれる私の推理は悉く裏切られて…。
「サスペンスの女王」と呼ばれた母、山村美紗さえも、「推理出来なかった!」と、天国で地団駄を踏んでいる音が聞こえます。

リアルサウンド編集部

最終更新:5/22(水) 15:01
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