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2019年後半以降、世界経済の行方が不透明でも有望な銘柄は? アナリストが「買い」や「強気」と太鼓判を押す「ソニー」「ヤフー」「伊藤忠商事」を分析!

5/22(水) 22:20配信

ダイヤモンド・ザイ

 相場環境が不透明な中でも、相場のプロが「買い」「強気」と診断する、「業績好調な3銘柄」を紹介! 

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 ダイヤモンド・ザイには、特集「最新決算でわかった!  儲かる好業績株32」を掲載!  個人投資家に人気が高い25銘柄のうち、最新決算に基づいてアナリストが「買い」「強気」と診断した株や、好業績なうえに「増配」「過去最高益」「旬のテーマ」で株価上昇が期待できる銘柄など、注目すべき好業績株32銘柄をピックアップしている。

 今回はこの特集から、個人投資家に特に人気が高い25銘柄のうち、アナリストによる株価診断が「買い」「強気」のものを3銘柄抜粋。銘柄選びの参考にしてみてほしい。

米中貿易摩擦の激化などを背景に、外需株は買われにくい状況
減益見通しの企業が多い中、業績がブレにくい株が注目される! 
 米中貿易摩擦の激化による中国経済の減速の影響などで、多くの上場企業の2020年3月期の業績は、減益となる見通しだ。なかでも注目を集めるのが「機械」や「電気機器」といった「外需株」の動向。なぜなら、決算発表前の4月初旬から、2019年後半の世界景気回復が期待され、値上がりしていたからだ。

 4月23日には、日本を代表する「外需株」で、世界シェア首位のモーターメーカー「日本電産(6594)」が、2020年3月期の営業利益を「前期比26%増」と強気に予想した。下期から中国需要の回復を見込んだためだ。

 しかし、産業用ロボット大手の「ファナック(6954)」は、下期の回復を見込んでおらず、4月24日に発表した2020年3月期の営業利益は「前期比54%減」と、弱気の予想になっている。

 独立系の金融情報配信会社・フィスコの小林大純さんは、「外需株」の決算を次のように分析している。

 「2019年後半の景気回復への確信が強まるような決算が期待されていましたが、『外需株』の決算は下期の業績見通しに対する見方が二分しています。このため、今後の業績に対して不透明感が強まっており、『外需株』は買われにくくなっています」

 さらに、「内需株」も人件費の上昇や消費税引き上げなどの影響が懸念されている。こういった状況では、「景気の影響を受けにくい企業」や「事業環境に追い風が吹いている企業」に人気が集中する可能性が高い。

 「昨年も景気見通しの悪化で、業績の下方修正を発表する企業が相次ぎました。3月期決算企業の第1四半期が発表される6月末頃までは、業績の下ブレのリスクが少ない企業ほど買われるでしょう」(小林さん)

「買い」「強気」診断がついた有望な3銘柄を紹介! 
3万円台で買える「ヤフー」は4期ぶりに増益転換の可能性も
 それでは、今狙い目の銘柄とは、具体的にどんなものなのだろうか? 

  ダイヤモンド・ザイでは、個人投資家に特に人気が高い25銘柄を、フィスコの小林さんに「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で診断してもらっている。

 相場環境が不透明な中、人気25銘柄の過半数は「中立」と診断されたが、なかには「買い」推奨が1銘柄。「強気」の銘柄も6銘柄あった。ここからは「買い」の1銘柄と「強気」の2銘柄を抜粋してみよう(※株価などは5月7日時点)。

 ■人気25銘柄の投資判断で「買い」「強気」と診断された3銘柄! 

  投資判断
 5/7の株価
  予想PER
 PBR 
 売上高
伸び率
 営業利益
伸び率
 最新の株価
 ◆ソニー(6758、東1)

 買い
 5408円
 13.7倍
 1.81倍
 1.5%
 -9.4%

 【分析コメント】前期営業利益は、2期連続で過去最高を更新。ソフト販売や有料会員サービスの加入者増でゲーム事業が業績を牽引。

 ◆ヤフー(4689、東1)

 強気
 302円
 19.0倍
 1.88倍
 6.8%
 6.7%

 【分析コメント】前期は費用増などが響いて減益に。スマホ決済サービス「ペイペイ」は積極投資で登録者数が伸びた。2020年3月期は前期並みか、それ以上との見通しで、4期ぶりに増益転換の可能性も。

 ◆伊藤忠商事(8001、東1)

 強気
 2008円
 6.1倍
 1.04倍
 ー
 ー

 【分析コメント】前期純利益が5000億円台に。「ユニー・ファミリーマートHD(8028)」の子会社化などで非資源分野が伸長し、2020年3月期も好調。積極的な株主還元策や配当利回りが高い点も魅力。

 ※株価は2019年5月7日時点。銘柄分析はフィスコ・小林大純さん。

 唯一「買い」と診断されたのが「ソニー(6758)」。前期営業利益は、2期連続で過去最高を更新。ソフト販売や有料会員サービスの加入者増でゲーム事業が業績を牽引。ちなみに、5月16日には自社株買いに加えて、米国・マイクロソフトとゲーム事業で提携することを発表し、5月17日に株価は急騰。終値は5900円となっている。

 続いて、「強気」と診断された「ヤフー(4689)」。前期は費用増などが響いて減益に。スマホ決済サービス「ペイペイ」は積極投資で登録者数が伸びた。2020年3月期は前期並みか、それ以上との見通しで、4期ぶりに増益転換の可能性も。

 もう1銘柄「強気」と診断されているのが、「伊藤忠商事(8001)」だ。前期純利益が5000億円台に。「ユニー・ファミリーマートHD(8028)」の子会社化などで非資源分野が伸長し、2020年3月期も好調が続く。積極的な株主還元策や配当利回りが高い点も魅力。
【※関連記事はこちら! 】
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 今回は、ダイヤモンド・ザイの特集「最新決算でわかった!  儲かる好業績株32」から、個人投資家に人気がある銘柄の中で、アナリストが「買い」「強気」とポジティブな投資判断を下した3銘柄を紹介した。本誌では、ほかにもおなじみの人気株の診断結果を紹介。また、今後さらに値上がりが期待できる「増配株」「過去最高益株」「テーマ株」も取り上げているので、併せてチェックしてみてほしい。

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ザイ編集部

最終更新:7/23(火) 16:50
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10月号:8月21日

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