ここから本文です

1億円超!? 「大谷翔平」と「大坂なおみ」のCMギャラが群を抜いて高い理由

5/22(水) 6:00配信

デイリー新潮

芸能人が躊躇するCM、業界ごとのギャラ事情

 どんなCMを芸能人は躊躇するのだろう。

「たとえば、金利が高く、取り立ても厳しくて、社会問題化していたころの消費者金融。今はメガバンクの系列になることなどによって、コンプライアンス面が整ったので、売れっ子も出るようになった」

 CMに頼る部分が大きいファッション業界や通販業界などのギャラも概ね高い。半面、激しい価格競争を繰り広げている業界は、宣伝以外のところに予算を費やす必要があるため、どうしてもギャラは安くなってしまう。宅配便業界などである。

「今、ギャラの水準が高いのは、携帯電話会社とゲーム会社。どちらも他社との競争が激しい一方、資金力があるから」

 目立つことを嫌う銀行業界はギャラも標準的なのだという。自動車業界は商品の単価が高いのでギャラもいいが、各社によってその金額はかなり違うそうだ。

「トップメーカーのトヨタのギャラが一番高額かというと、必ずしもそうではない。そもそもトヨタは芸能人に頼るようなCMを作らない。銀行の場合、その銀行の口座を作らされて、ギャラを入金した通帳を持ってこられたことがある(笑)」

 では、スポンサーは何を基準にしてCMに起用する芸能人を決めているのか。2018年、渡辺直美を起用した企業は12社もあった(ニホンモニター調べ、以下同)が、渡辺に依頼が相次ぐ理由は? 

「1990年代までは、リサーチ会社による『好感度調査』の上位組や、高視聴率ドラマの主演女優らに狙いが定められていて、それは今も続いているが、新たな判断材料になっているのはインスタグラムやツイッターのフォロワー数」

 確かに、渡辺のインスタのフォロワー数は多く、約880万人にも達している。芸能人では断トツの1位。

「今のスポンサーはフォロワー数で人気度を計っている。また、フォロワーが商品を買ってくれることも期待している」

 インスタのフォロワー数の2位はローラ(29)。やはりジムビーム(サントリー)など数多くのCMに登場している。2018年は12社のCMに出演した。3位はモデルで女優の水原希子(28)。女優としてはパイプレーヤーだが、こちらもパナソニックなどとCM契約を結んでいる。SNSでの人気とCMの数が、軌を一にする時代になりつつあるようだ。

3/5ページ

最終更新:6/12(水) 16:46
デイリー新潮

記事提供社からのご案内(外部サイト)

デイリー新潮

新潮社

「週刊新潮」毎週木曜日発売

「デイリー新潮」は総合週刊誌「週刊新潮」が発信する最新の話題に加え、専任取材班による綿密な取材に裏打ちされた記事を配信するニュースサイトです。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事