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千葉小4女児虐待死 「保身のために服従」母親の心理

5/23(木) 11:00配信

NEWS ポストセブン

 茶色のセーターに黒の長ズボン、黒縁のメガネで出廷した母親は、終始無表情でうつむいていた。

 5月16日の千葉地裁。千葉県野田市立小学校4年生の栗原心愛ちゃん(享年10・みあちゃん)が、父親の勇一郎被告(41才)に虐待を受けて今年1月に死亡したとされる事件で、傷害ほう助罪に問われた母親のなぎさ被告(32才)の初公判が開かれた。

 公判を前に、父親に下着を下ろされたという性的虐待を疑う報道もあり、改めていびつな親子関係が浮き彫りになった。

「母はなぜ娘を助けなかったのか」──。誰もが抱いたこの疑問に対し、彼女の口から発せられた言葉とは…。

「冷水のシャワーを浴びせる」「食事を与えない」「トイレに行かせない」──公判では、検察が数々の虐待の事実を明らかにした。その虐待をなぎさ被告は止めず、手助けしたとしている。

 勇一郎被告からDVを受けていたとされるなぎさ被告。検察側も「支配的立場にあった勇一郎被告に逆らえなかったことが背景にあることは否定できない」と論告で言及した。

◆「優しいところに惹かれた」

 2人は2008年に結婚するも、2011年に離婚。2016年6月頃から再び交際し、2017年2月に再婚した。公判によると、1度目の離婚後になぎさ被告から「元気?」と連絡したのがきっかけだという。

 なぎさ被告は調書で「全く嫌いになって離婚したわけではなく、実家の説得があったことがあった。束縛や暴力があったが、好きだった。優しいところに惹かれた」と述べている。ところが、検察から「どんなところ?」と尋ねられると、「具体的に思い浮かばない」と言うのみ。

 被告人質問では、「女児を連れて家を出ようと思ったことはあるか」と問われると「ない」と答え、続けて「逃げようとしても行き先がばれたり連れ戻されると思ったから」と話した。

 なぎさ被告からは、夫への恐怖が感じられた。そして、娘を虐待する夫を妻が「手助け」した事実も明かされた。

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最終更新:5/23(木) 16:04
NEWS ポストセブン

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