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小売各社、店内での「 ロボット 」導入テストを進める:目的はフルフィルメント業務の支援

5/23(木) 8:10配信

DIGIDAY[日本版]

現在、大手量販店の店舗はオンライン注文のフルフィルメント拠点としての役割も果たすようになっている。それに伴い、各社は業務の高速化と効率化のためにロボットの導入を進めている。タスクの一部をロボットに負担させることで、店員がカスタマー対応により集中できるようにするための取り組みだ。

日用品小売企業のジャイアント・イーグル(Giant Eagle)は4月15日、シンベ・ロボティクス(Simbe Robotics)が開発したロボット、タリー(Tally)の導入を開始した。タリーは店舗内を動き回って商品在庫を確認し、陳列棚の商品補充の担当者にデータを送信する。現在タリーが導入されているのは3店舗となっており、今後はさらに多くの店舗に展開していく予定となっている。また4月第2週に、ウォルマート(Walmart)は店内のカスタマーとオンライン注文の支援を行う複数機種のロボットを導入することを発表した。両社ともロボットのコストについては公表していないが、ウォルマートの今回の導入は同社がすすめる110億ドル(約1.2兆円)規模の店舗刷新およびカスタマーサービスとサプライチェーン改善計画の一環だ。

従来の小売企業と競合するオンライン専門小売企業は、発注量を最大化するためロボットを活用している。たとえばAmazonの場合、世界の26のフルフィルメント拠点で展開されているロボットは10万台にものぼるとされている。一方、従来の小売企業の場合は店員の負担を軽減するためロボットの導入を進めている。機械的な作業をロボットに担当させることで、社員がカスタマーに提供できるサービスを増やそうという試みだ。さらに店舗はオンライン注文のフルフィルメント機能も持つようになっており、ロボットは同方面でのサポートも行う。これはウォルマートとジャイアント・イーグルに限った取り組みではなく、ターゲット(Target)やクローガー(Kroger)、ロウズ(Lowe’s)といった小売各社もまた実験を進めている。

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最終更新:5/23(木) 8:10
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