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太らない体質になるには「1日2合のごはん」が決め手!

5/23(木) 12:16配信

PHP Online 衆知(THE21)

カリスマ栄養士のシンプル食事術

40代になると、疲れと同時にメタボを気にして食べる量を減らしたり、糖質制限をしたり、食事に制限を設けている人も多いだろう。しかし、「40代こそ、しっかり食べて代謝を上げるべき」と話すのは、ビジネスパーソンの食事改善に実績を持つ管理栄養士の柏原ゆきよ氏だ。曰く、「ごはんとみそ汁」中心の食事こそが、疲れにくい身体を作るという。詳しくうかがった。(取材・構成=塚田有香)

「太るから食べない」は逆効果だった!

私はこれまで4万人以上の食事改善や食生活のアドバイスをしてきました。その経験から明らかになったのは、疲れやすい人の共通点は「食事量が不足している」という事実です。
日本人の1日当たりのカロリー摂取量は高度成長期をピークに年々減少し、近年では戦前より低くなっています。にも関わらず、生活習慣病やメタボが増えている理由は、しっかり食べていないからです。
「メタボになりたくないから食事量を減らす」と考える人が多いのですが、それは大きな誤解。実は、「食事量を必要以上に減らすから太る」のです。
人間は食べたものからエネルギーを作り出し、それを使って活動したり、脳や臓器を動かしたり、体温を生み出したりします。このエネルギーを作り出すシステムが「代謝」です。なかでも、臓器の活動や体温の維持など人間が生きるために必要な「基礎代謝」で消費されるエネルギー量は、食事から摂るエネルギー量によって自動的にコントロールされます。つまり、食べる量が減ればエネルギーの消費量が減って、太りやすくなる。反対に、しっかり食べればエネルギーの消費量が増えて、太りにくくなります。

食べる量を減らすと身体の機能が低下する

それだけではありません。基礎代謝が下がると、人間は疲れやすくなります。
体内に入ってくるエネルギー量が少ないと、身体は自動的に消費量を減らして省エネモードになり、体温が低下したり、臓器の動きを抑えてしまうため機能低下が起こります。これが疲れの原因です。特に肝臓と腎臓の機能が低下すると、体内に老廃物が溜まってだるさを感じます。
また、太りたくないからと主食を極端に減らすと、脳のエネルギー源であるブドウ糖が補給されず、脳の機能が低下して集中力や思考力も落ちます。
身体の機能低下とは、すなわち「老化」です。ただでさえ、40歳を過ぎると基礎代謝は急速に低下します。そのうえ、食事量まで減らしてしまうと、さらに基礎代謝が低下して老化が加速し、生活習慣病を始めとする様々な病気にもかかりやすくなります。

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最終更新:5/23(木) 12:16
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