ここから本文です

レッドブル・ホンダチームもモナコに到着。勝った去年を振り返り、今年勝つ可能性を探った!

5/23(木) 19:30配信

Webモーターマガジン

高いシャシ性能でまずは予選上位を狙う

2019年5月22日、F1第6戦が行われるモナコに各チームが次々と到着した。今季初優勝を狙うレッドブル・ホンダはどのような準備をして、どう戦おうとしているのか、昨年のモナコGPでのマックス・フェルスタッペン、ピエール・ガスリーの走りを振り返りながら、その戦略を探ってみた。

【写真】レッドブル・ホンダをもっと見る

モナコGPではまずそのコース設定が大きなカギとなる。モナコGPが行われるモンテカルロの市街地サーキットは普段公道として使われているため通常のサーキットよりもはるかにグリップが小さく、レースウイーク中も夜間は開放されるためタイヤラバーが乗りにくく非常に滑りやすい。

また平均時速が130kmと低いものの、立ち上がり加速をもたらす強力なパワーユニットが必要で、ホンダF1現場責任者の田辺豊治テクニカル・ディレクターも「低速コーナーからのドライバビリディが重要」と語っている。さらにメカニカルグリップが求められるコースだからこそ、エアロダイナミクスやシャシ性能が勝敗を分けるポイントになってくる。レッドブルがこのコースを得意とするのは、そのためだろう。

しかし、実はフェルスタッペンはモナコGPでまだ表彰台に上がったことがない。2017年は予選4位から5位に入賞しているが、予選で失敗することが多く決勝ではまともに優勝争いできていないのだ。昨年のモナコGPでも、フリー走行3回目のクラッシュで予選に出走できず、決勝最後尾から猛然と追い上げたものの9位が精一杯だった。

一方のガスリーは昨年のモナコGPで7位に入賞している。昨年トロロッソ・ホンダから出場したガスリーは10番グリッドからスタート。上位陣が12周目あたりからタイヤ交換に入る中、ハイパーソフトのままステイアウトして快走、37周目にスーパーソフトに履き替えてさらに順位をあげて7位でフィニッシュした。それでもガスリーはレース後、「予選Q3で軽く壁に接触してしまったのが痛かった。もう少し予選順位がよかったらもっと上に行けた」と語っている。

昨年のモナコGPはポールポジションのダニエル・リカルド(当時レッドブル)がそのままレースをリード。上位陣がタイヤを労り無理をしなかったこともあり大きな波乱もなく、予選トップ3の順位のままレースは終了している。

今年のモナコGPがどういう展開になるかはわからないが、このコースを得意とするレッドブルが予選をうまくまとめることができるかにまず注目。前戦スペインGPでは高速セクションにあわせたため低速セクションでメルセデスAMGに敗れたが、本来低速セクションを得意とするレッドブルだけに逆転の可能性はある。

もうひとつの注目ポイントはタイヤ交換。昨年はセーフティカーが導入されず波乱のない展開となったが、もともと導入の確率が高いコース。抜きどころがないためワンストップが基本となるが、セーフティカー導入次第でいろいろな戦略が出てくる。ここでもメルセデスAMGを逆転するチャンスが出てくるはずだ。
注目の予選だが、5月25日15時(日本時間22時)に開始される。

1/2ページ

最終更新:5/23(木) 19:30
Webモーターマガジン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事