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稲垣吾郎が3つの人生で見せた感情の起伏──舞台『LIFE LIFEL LIFE』リポート

5/23(木) 21:42配信

GQ JAPAN

稲垣吾郎が舞台『LIFE LIFE LIFE~人生の3つのヴァージョン~』に出演した。観劇リポートをお届けする。

【写真でチェック!稲垣吾郎が見せた感情の起伏】

同じ人生を3回

4月19日、稲垣吾郎が出演した舞台『LIFE LIFE LIFE~人生の3つのヴァージョン~』をBunkamuraシアターコクーンで観劇した。上演時間は1時間半弱、稲垣を合わせ出演者は4人。かれらが2組の夫婦を演じ、ディナータイムを3度繰り返すという作品だ。

本作はフランスの劇作家であるヤスミナ・レザが2000年にパリで初演したコメディの翻訳版だ。天体物理学者のアンリ(稲垣吾郎)と妻のソニア(ともさかりえ)夫婦が、上司のユベール(段田安則)とその妻イネス(大竹しのぶ)夫妻を自宅でもてなす一夜の会話劇である。アンリとソニア夫妻にとっては、本来なら上司を完璧に接待して出世につなげる目論見のディナーだったはずが、上司夫妻が故意か過失か1日早くやってきたことで慌てふためく筋書きである。その夜の様子が、少しずつ異なる展開と結末をもって3回演じられる。

上演台本と演出は、日本人劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチが手がけた。今回の出演者4人は、かれが初めて翻訳戯曲を手がけた2006年の舞台『ヴァージニア・ウルフなんてこわくない?』の上演メンバーであり、13年ぶりの再集結となる。

今回の上演は、客席の中央に舞台が置かれている「アリーナ・ステージ」式だ。360度を取り囲む客席からは、舞台を見下ろすことができる。ステージ上には、一辺が7~8メートル四方ほどの大きさでアンリとソニア夫妻の自宅リビングが作られていた。正面5列めの席についた筆者とステージまでの距離は5メートルほどで、なんだか隣人の部屋を覗き見しているような気分になった。

開演時刻の15時を過ぎたところで場内が暗転し、音楽が流れ出した。再び明るくなったステージにはソニア役のともさかりえが現れており、続いて稲垣が地下から階段でリビングへと駆け上がってくる。そして夫婦の会話劇がはじまった。話題はなかなか寝つかない6歳の子供のしつけのこと。第1幕である「1回目の人生」は淡々と幕を開けた。

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最終更新:5/23(木) 21:45
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