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リコー、全天球カメラ「THETA」の360度映像で現場状況を共有できるコミュニケーションシステム

5/23(木) 14:44配信

PHILE WEB

(株)リコーは、同社のテレビ/Web会議システムと、360度画像/映像を撮影できる全天球カメラ「RICOH THETA」を組み合わせて遠隔地の状況を共有できる、ビジネス向けの多拠点双方向コミュニケーションシステム「RICOH Unified Communication System 360 VR Live」を5月23日から提供開始する。

本システムは、同社のクラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration」上に構築し、RICOH THETAをテレビ会議システム「RICOH Unified Communication System」の専用機器やスマートフォン、パソコンと接続し、対応アプリを用いてリアルタイムに360度映像を配信/受信ができるというもの。対応カメラは「THETA V」「THETA Z1」を予定している。

映像配信は、設置された現場の作業者がRICOH THETAを装着して本システムに接続するだけで共有が可能。専用回線やMCU(多拠点接続装置)の設置は不要で、視聴者側は手元のデバイスから視点操作や拡大・縮小などの操作できる。なお、サービス開始時点での360度映像配信はAndroidおよびWindows版のみ、映像受信はiOS版も可能。

現場の作業者側はカメラを操作する負担なく、受信側が関心ある部分に集中してリアルタイムに視聴できるため、オフィスや店舗、教室、病院、建設現場、事故・災害現場など様々な現場の状況を迅速かつ正確に共有し、遠隔地からの業務支援に役立つとしている。また、VRモードにも対応(一眼/二眼)。VRゴーグルなどを組み合わせて現場にいるような臨場感が体験でき、活用することで業務のトレーニングや接客、点検作業など業務効率化も図れるとのこと。

4Gなどのモバイルネットワーク環境においても安定した接続を実現。Windows版では録画も可能とのこと。将来的には、5Gの普及に合わせてさらなる高解像度化や、より詳細な付加情報を加えるAR(拡張現実)などの機能強化も検討しているとのこと。

同社は「テレビ会議システムの開発で培ってきたメディア帯域制御の技術により、通常のデータ量の大きい360度映像を高品質に伝送し、なおかつ会話などの双方向コミュニケーションが円滑に行える低遅延も両立する」としている。なお、本システムは5月28日(水)から30日(金)に東京ビッグサイトにて開催される「第6回 働き方改革EXPO」にも出展される。

編集部:川田菜月

最終更新:5/23(木) 14:44
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