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『なつぞら』CPが語る朝ドラヒットの裏側、経験者の支えとバトンの渡し方がカギ

5/23(木) 8:00配信

週刊女性PRIME

 こうして誕生した『なつぞら』は酪農、菓子作り、演劇、アニメーション(オープニングまでアニメ)と要素が盛りだくさんのうえ、歴代朝ドラヒロインがたくさん登場することでも話題になっている。

「歴代ヒロインの方々はみなさん、実力派の女優さんですから、100作目だからお祭り的に参加するということではなく、あくまでドラマの内容、演じる役柄で出演するか否かを判断していただいています。

 朝ドラを愛してくださる視聴者の方々のために、前の出演作を彷彿とさせる役柄で出ていただきたいという思いがありつつも、俳優としてやりがいのあるものを提示したいと思い、過去の役柄に縛られないようにしました。結果、これだけの方々が集まったのは脚本に力があり、演じてみたいと思う役が描けていたのだと思います」

朝ドラは“家族の物語”

『なつぞら』に限らず、過去作の出演者が参加することはよくあり、これには重要な狙いがある。

「朝ドラはホームドラマなので、家族の雰囲気をどうつくるかが大事なんです。初めて朝ドラの現場に参加するヒロイン役の女優さんに、少しでも早く朝ドラの雰囲気に慣れてもらうため、過去の経験者を家族や身近な役にキャスティングすることで支えてもらうことができます。

『なつぞら』では、『ひまわり』('96年)のヒロインだった松嶋菜々子さんと『あすか』('99年)でヒロイン(竹内結子)の相手役だった藤木直人さんが広瀬さんのお母さん、お父さん役でいることは絶対的な安心感につながっています。

 巷では草刈正雄さん演じるおじいさんも人気ですが、草刈さんがのびのび演じてくださっているのも、そういう場ができあがっているからでもあると思います」

 夫婦もの、一代記ものとジャンルは変わっても、決して変わらないことは“家族の物語”であるということなのだ。

「撮影現場もファミリーですから、現場の環境をうまく作れるかどうか。そこがプロデューサーのいちばんの仕事なんです。脚本づくりと並んで日夜、心を配っております」

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最終更新:5/23(木) 8:00
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