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橋下徹が考える、「共感」をよぶリーダーのあり方

5/23(木) 6:00配信

JBpress

 大阪都構想の住民投票実施に向けて、再び歩を進める大阪維新の会。元代表であり、大阪府知事・大阪市長を務めた橋下徹氏が、大阪都構想住民投票に至るまでの苦難の道のりを振り返る。(JBpress)

 (※)本稿は『実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた』(橋下徹、PHP新書)の一部を抜粋・再編集したものです。

■ リーダーが持つべき「資質」

 リーダーに部下がついてくる理由には様々なものがあります。

 人事権を行使されるかもしれないという恐れ、リーダー(上司)の政治力にあやかりたい気持ち、リーダーにお世話になった恩、具体的な利益をもらえることへの期待・・・など色々な理由があるでしょう。

 しかし、やはり部下がついてくる最大の理由は、「共感」ではないでしょうか。

 人事権や政治力がなく、部下との個人的な人間関係もそれほどないリーダーが部下を引っ張るメインの力は「共感力」です。もちろん人事権や政治力、人間関係力があるリーダーが共感力を持てば鬼に金棒です。

 人は、高い目標を実現することに大きな喜びを感じます。賃金・労働条件などの待遇や、生活の安定も重要ですが、それと同等かそれ以上に人は達成感を求めることが多い。ゆえに目標の実現に向かってとにかく突き進む姿に、人は強い共感を覚えます。

 したがってリーダーにとって、「口だけのチャレンジ」は絶対に避けなければなりません。真にチャレンジする姿を部下に示すことが、部下を引っ張る原動力です。

■ 上るべき階段を前にして

 ゴールにたどり着くためには1000段の階段を上らなければならないとします。そのときに、10段先にある階段が上れないからといって、1段目を諦めてしまうのか。諦めてしまえば永久に1000段目には達しないのです。

 たとえ10段目の階段を上れるかどうか分からなくても、目の前の1段目を上ることに全力を尽くす。もしかすると、10段目にたどり着いても、やはりそれ以上は上れずに結局ゴールに到達できないかもしれない。

 しかし、まずは目の前の1段目を上り、そして次に10段目に挑戦する。その繰り返しによって、やっと1000段目にたどり着くのです。

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最終更新:5/23(木) 6:00
JBpress

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