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「5Gは地方創生の起爆剤」佐藤ゆかり総務副大臣

5/24(金) 0:30配信

Japan In-depth

【まとめ】

・5Gは地方創生の起爆剤になる。ローカル5Gが決め手。

・働き方、コミュニティの在り方が変化、業界再編も。

・5Gによる大革命を起こすには、省庁連携が鍵となる。

【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て見ることができません。その場合はJapan In-depthのサイトhttps://japan-indepth.jp/?p=45908でお読み下さい。】



来年春の5G(第5世代移動通信システム)の商用サービス開始を控え、産業界を中心に期待が高まっている。5Gは超高速、超低遅延、同時多数接続という優れた特性があり、自動車の自動運転などに活用されることが見込まれている。5Gが我々の生活にどのような影響を与えるのか。自由民主党衆議院議員で総務副大臣の佐藤ゆかり氏に話を聞いた。



■ 東京一極集中脱却の基幹技術

5Gは我々が今使っている4Gの携帯と比べて、スピードが100倍、容量の伝送の規模も16倍くらいになると言われている。佐藤氏はこれが画期的な、東京一極集中脱却の基幹技術になると言う。「5Gは産業利用が爆発的に拡大する。工場のIoT機器同士の接続や、大量のビックデータを5Gで伝送し、AIで分析する、といった利用が期待出来る。」と述べ、結果として「地方にいながら、東京にいるのと同じような産業活動ができる時代になる。」と述べた。

それに対し安倍氏は「地方は都市部と中山間地域との格差が深刻だ。5Gは地方に何をもたらすのか。」と聞いた。

佐藤氏は「5Gは地方創生の起爆剤になる。特にローカル5Gが決め手になる」と述べた。ローカル5Gとは、地域のニーズに基づき比較的小規模な通信環境を構築するもの。5Gは飛距離が短く直進性があるため、建物や山などの遮蔽物があると回り込めない。要するに、きめ細かくアンテナを立てないと5Gが網羅できない。佐藤氏は、ローカル5Gの活用事例として以下を挙げた。

・あるエリアの工場のIoT利用のためだけに5Gを割り当て。

・畜産農家の鳥獣被害対策(センサーをつけて5Gで離れた場所から監視をする)

・JA、農協が地域で農薬散布担い手不足の時代に、ドローンを使っての農薬散布。

つまり、人がいない場所でもIoT同士のコミュニケーションの利用さえあれば、5Gが活用できるようになる。

「新たな産業が生まれ、人が入ってくれば、画期的な離島対策や地方創生策になってくる。」と佐藤氏はローカル5Gに期待感を示した。



■ 産業革命に似た現象が起きる可能性も。

次に安倍氏は、地方のベンチャーなどにとっても新たなビジネスチャンスになる可能性があると述べた。これに対し佐藤氏は「遠隔医療や自動走行など、これまで出来なかったことが、5Gを使う企業が軸になり社会実装として現実になる。そうすると他省庁を巻き込んで、規制や仕組みを変えていかなければいけなくなる。結果として、モノ作りとサービスが合体する新たな産業や、マルチなサービスを取り込んだ産業というものが出てくる。」と述べ、5Gは、これまでの定義とは全く違う業界再編につながる起爆剤になるだろうと予測した。

また佐藤氏は「ものづくりとサービスの融合、あるいは物と物とのコミュニケーションが生まれる。業界の定義が変わってくると思う。」と述べた。

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最終更新:5/24(金) 0:30
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