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ロバート・パティンソンが新バットマンにふさわしい理由

5/24(金) 22:20配信

エスクァイア

「トワイライト」シリーズで注目された、俳優ロバート・パティンソン。そんな彼はもう、準備は万端かもしれません。なぜなら、最もヴァンパイア的なアメコミヒーローですから…。

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 ロバート・パティンソンは間違いなく、ハンサムな俳優です。また、ハリウッドかぶれが言いたがることですが、高い演技力の持ち主でもあります。

 そんなパティンソンは最近、『The Batman(原題)』のバットマン役の候補に挙がっているという噂が話題になっています。バットマン役と言えば、アダム・ウェスト、マイケル・キートン、ヴァル・キルマー、ジョージ・クルーニー、クリスチャン・ベール、ベン・アフレックという数々の有名俳優たちが演じてきた大役です。どこか陰のあるこの英国人俳優も、DCコミックスの新たな大作映画で感傷的なスーパーヒーローを演じ、その容姿と才能を見せつけることになるのでしょうか。

 ロバート・パティンソンについては、次々に冒険的な作品に挑戦する姿勢があり、称賛に値します。
 
 現在33歳となったパティンソンは、映画「トワイライト」シリーズで演じた青白いヴァンパイアのエドワード・カレン役で一躍有名になりました。が、長年この役のイメージから抜け出すことができずに悩んでもいたのです(世界的な知名度を得たわけですから、贅沢な悩みかもしれません。ですが、あれほどの異常な注目は誰もが経験したくないものです)。その後の彼の作品のチョイスは、ときに向こう見ずで理想主義的になることもありましたが、彼が興味深い作品の数々で素晴らしい仕事をしてきたことも確かです。

 パティンソンを「トワイライト」シリーズでしか知らない人は、2017年に公開された『グッド・タイム』をご覧になってみてください。この現実的なクライムドラマの中で、彼は自暴自棄になった逃走中の強盗として、繊細な注目すべき演技を見せてくれていますので…。

 そんなわけで、「トワイライト」シリーズの活躍から10年が経った今だからこそ、パティンソンは「バットマンを演じる準備ができた」と自身が一番感じているのではないでしょうか…。なにせ最もヴァンパイア的なアメコミヒーローでもありますし…。バットマンであるブルース・ウェインの生活を思い起こしてみてください。ミステリアスな大富豪であり洞窟を基地としています。そして、その行動は夜のみではありませんか…。 
 
 しかしバットマンはこれまで、様々な特徴をもって演じられてきました。ベールの演じたバットマンには内なる激しさがあり、キートンは落ち着きのないウィットをもたらしました。また、奇妙なカリスマ性があったのがクルーニーで、訳もなく演じてみせたのはキルマーでした。ウェスト時代のバットマンは滑稽なほどわざとらしいもので、アフレックは消化不良とも言うべき演技でした、勝手な意見ですが…。 
 
 では、パティンソンはこの役に何をもたらすのでしょうか?

 まず、あからさまなコメディを期待する人には警告しておきたいところです。これはパティンソンのキャラには合いませんし、『The Batman(原題)』の脚本・監督を務めるマット・リーヴスにも期待できないでしょう。彼はリブート版『猿の惑星』シリーズの2作や、2008年のモンスター映画『クローバーフィールド』で有名な監督です。一方、この映画の『The Batman(原題)』というタイトルは、ティム・バートン時代のシュールな犯罪映画というより、クリストファー・ノーラン作品に近い、ノワール的あるいはフランク・ミラー的なアプローチを示唆していると思えます。

 とりあえずは先に、DCシリーズの最新リブート作品である『ジョーカー』に期待しましょう。これまでジャック・ニコルソンやヒース・レジャー、ジャレッド・レトが演じてきたジョーカー役を演じるのは、ティーン時代からのスターで今や高い評価を得るホアキン・フェニックスです。

 この作品がヒットすれば、彼らは一つの作品内で共演して闘うこともできるかもしれませんので…。

最終更新:5/24(金) 22:20
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