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1000駅走破した達人が推奨する「道の駅めぐり」という愉しみ|『首都圏「道の駅」 ぶらり半日旅』

5/24(金) 11:02配信

サライ.jp

文/印南敦史


文字どおり大型の10連休が終わり、しばらく祝日はおあずけとなる。次の連休が7月15日の「海の日」を含む3連休だと考えると、多少なりとも気持ちは沈んでしまうかもしれない。

とはいえ、ものは考えようである。なぜなら祝日はなくとも、週末は必ず訪れるのだから。平日の延長線上にある土日はなにかとダラダラしてしまいがちかもしれないが、その時間を存分に活用してしまえばいいのだ。

そんなとき、手間をかけずに楽しめる手段といえばドライブだ。車を出して、走ったことのない道を走ってみれば、それだけでリフレッシュできること間違いなし。

また、そこにもうひとつなにか目的を加えることができたら、充実感はさらに大きなものになるはずだ。たとえば、車で移動できる範囲内に点在する「道の駅」をひとつひとつ尋ねてみるのはいかがだろうか?

そこで参考にしたいのが『首都圏「道の駅」 ぶらり半日旅』(浅井佑一著、ワニブックスPLUS新書)。東京近郊から半日程度で行って帰ってこれる、50の道の駅を厳選したものである。

私は10代後半で車の魅力に目覚め、20代前半からキャンピングカー雑誌の編集部で働くことになった。キャンピングカーの試乗記事や旅の取材で車を運転して遠出することが多く、その頃から「道の駅」を利用していた。(本書「はじめに」より引用)

道の駅の制度がスタートしたのは、1993年4月なのだそうだ。24時間出入りできる駐車場があり、トイレも24時間使用可能。それまで一般道にはなかったサービスエリアのような場所として、全国103カ所からスタートしたのだ。

それは、著者が車雑誌の取材のためにあちこち移動していた時期と重なった。そのため、ごく自然な流れで道の駅を頻繁に利用するようになったのだという。

ただ個人的には、ちょっと意外な気もした。道の駅は、もっと以前からあったような気がしていたからだ。しかしそれは、全国各地に散らばるこの施設がすっかり認知されていることの証でもあるのかもしれない。

事実、道の駅は以後もどんどん増え続け、1999年には登録数が500カ所に。さらにスタートから20年後の2013年には、全国の登録数が1000カ所を超えるまでに成長したのだという。

また、そのころから単なる休憩場所ではなくなっていく。地域性や独自性を出すようになり、農産物直売所が充実。「道の駅グルメ」も大きな話題を呼ぶようになったわけだ。

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最終更新:5/24(金) 11:02
サライ.jp

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