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タランティーノ監督、怒りを露わに ― 女性記者の質問に場が凍る

5/24(金) 23:20配信

エスクァイア

監督が露わにした怒りに、ブラッド・ピットも、レオナルド・ディカプリオも沈黙しました。

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 2019年5月21日(現地時間)、第72回カンヌ国際映画祭で新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を世界初上映し、7分間のスタンディングオベーションを受けたクエンティン・タランティーノ監督。その後行われた記者会見では、女性記者から「マーゴット・ロビー演じるシャロン・テートのセリフが極端に少なかったのはなぜ?」と質問され、怒りを露わにしています。

 記者会見には、監督とともにW主演のブラッド・ピット&レオナルド・ディカプリオ、そしてマーゴット・ロビーも出席。するとしばらくして、ある女性記者が、映画『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』に出演し、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど、女優として輝かしい経歴を持つマーゴットを称えた上で、「そんな主演級女優なのに彼女のセリフが少なかったのはなぜでしょうか? 彼女が言葉を発するシーンがあまりなかったのはなぜですか?」といった質問を監督に直撃。

 すると、タランティーノ監督は「あなたの仮説に基づいた質問への回答を拒否します」と、その質問を一蹴。あまりのご立腹ぶりに、ブラッドとレオナルドも「やばい」とばかりに気まずそうな表情を浮かべていたと伝えられています。

 それを見たマーゴットは、その場を和ませようとすぐさま「私が登場するシーンは、シャロンへの敬意を表す大事な瞬間だと考えています」と監督をフォロー。さらに「彼女の悲劇的な死は、純真さの喪失を表していると私は思います。彼女の素晴らしさを表現するのに、言葉はいらない。私はセリフに頼ることなく、自分の演じるキャラクターの新たな一面を発見することができました。それは私にとっても貴重な経験です。じっくりと時間をかけて役を作る機会なんて、そう滅多にないので」と続けました。

 ブラッドとレオナルド、マーゴットが出演する本作は、1969年を舞台にハリウッド黄金時代の最後の瞬間を描いた物語。落ちぶれたTV俳優と彼のスタントダブルが、チャールズ・マンソン率いるカルト教団、マンソン・ファミリーの事件に巻き込まれるという設定で、ダコタ・ファニングやカート・ラッセルも登場します。

 マーゴット演じるシャロン・テートにも注目が集まっていただけに、彼女のセリフが少ないのはちょっと残念かもしれませんが、表情で演技するのはある意味難易度がさらに高いはずです。記者会見でもさすがのフォローを見せてくれたマーゴットの演技、早く観たいですね。

最終更新:5/25(土) 11:08
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