ここから本文です

怒りっぽい夫につき合うのがつらい…上手な回避策は?

5/24(金) 21:13配信

ESSE-online

この春から中学生の道徳の教科書に取り入れられるなど、怒りを上手にコントロールする技術である「アンガーマネジメント」が注目を集めています。

ここではアンガーマネジメントの専門家・安藤俊介さんに、読者から寄せられた、怒りにまつわる悩みに答えてもらいました。

ちょっとしたことで不機嫌になる夫。つき合い方は?

●読者のお悩み:カッとしやすい夫。どう対応すればいい?(33歳・北海道)

私自身はのんびりしていてあまり怒らない性格なのですが、夫はカッとしやすい性格。私からしたら「そんなことで?」と思うような些細なことで苛立たれてしまい、場の空気が悪くなることが多くて、私も嫌な気持ちになってしまいます。

しばらくすると落ち着くし、本人も「カッとしやすくてごめん」とは言うのですが、怒る機会そのものを減らしてほしいというのが私の本音です。どうすれば変わってもらえるのでしょうか?

●安藤さんのアドバイス:夫の怒りのスイッチが入るタイミングについて、夫婦で考察しておこう

アンガーマネジメントの考え方では、イラッとすること、怒ること自体は悪いことではありません。
怒りは、「他人に向かう」「自分に向かう」「ものに向かう」の3パターンに分けられます。これらの行動に移す前に怒りをしずめることがカギになります。

今回のケースでは、夫の怒りのスイッチが入るタイミングについて、夫婦で考察しておくことが大切。夫がどういう場面、言葉、態度で反応しやすいのかをみつけておくのです。パターンがわかれば、ある程度回避はできます。

もし「人混みに行ったら100%怒る」なら、そもそも行かなければいい話。人混みに行くと人酔いしてイライラするというケースは結構あります。

●人によって怒りのスイッチは異なる

人によって怒りのスイッチは異なります。僕自身は「エレベーターで『閉まるボタン』を連打する人」を見ると、「そんなに急いでどこに行くの?」とイラッとしてしまいます。
同じ行動を見ても、「気を使ってくれているのかな」と思う人もいれば、僕のように感じる人もいるのです。

気にならない人にとってはなんてことないのに、気になる人には気になる怒りのスイッチ…アンガーマネジメント用語でいうと「トリガー」をパターン分析し、回避するように工夫していくのです。

妻側だけが把握するのではなく、夫も自覚することがポイント。トリガーを知っておくと、仮にトリガーになるようなことをされたとしても、「あっ、今のは自分のトリガーだ」と意識できます。意識できれば、トリガーがあっても自動的に怒ってしまうということにはなりません。
アンガーマネジメントしていくうえで、自分のトリガーを知ることはとても大切なのです。

<取材・文/ESSEonline編集部>

●教えてくれた人
【安藤俊介さん】
日本アンガーマネジメント協会代表理事。2003年に渡米してアンガーマネジメントを学び、日本に導入し第一人者となる。『「怒り」を上手にコントロールする技術 アンガーマネジメント実践講座』(PHP刊)、『イライラしなくなるちょっとした習慣~60万人の怒りをしずめてきたアンガーマネジメントのテクニック』(大和書房刊)ほか著書多数

最終更新:5/24(金) 21:13
ESSE-online

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ESSE

扶桑社

2019年9月2日発売号

¥558

『ESSE(エッセ)』は生活情報誌。家事、節約、収納、レシピ等のニュースを配信中!
(9月号は特別定価558円)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事