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グーグルが「ユーザーを手助けする企業」というメッセージを打ち出した意味

5/24(金) 12:32配信

WIRED.jp

テック大手がメッセージを変えてきた

そして初日の基調講演の後半では、手助けの対象が個人から「みんな」に広がった。グーグルはここで初めて、AIを巡る懸念に言及している。ピチャイは自社が開発したものを含め、AI全般で透明性を高めていくと語った。AIが下す決断の背後にある論理を明らかにしなければならない。

ピチャイはまた、多種多様な人種構成の観客を前に、どんな肌の色でも機能するAIシステムを想像してほしいと言った。

社会を取り巻く状況に合わせてメッセージを変えた企業は、グーグルだけではない。5月6日にはマイクロソフトの開発者会議「Microsoft Build 2019」が始まったが、CEOのサティア・ナデラはこれに先立つ『WIRED』US版とのインタヴューのなかで、「マイクロソフトはかつては秘密主義でしたが、いまではオープンであることを最重視しています」と語った。

フェイスブックの開発者会議「F8」では、マーク・ザッカーバーグがプライヴァシー優先という方針転換を明らかにした。グーグルもプライヴァシーには何回も言及している。例えば、機械学習による処理はデヴァイス上で完結し、ユーザーデータがサーヴァーに送られることはないという。

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最終更新:5/24(金) 12:32
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