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元横綱・日馬富士に殴られた元貴ノ岩をモンゴルの大草原で発見!

5/24(金) 9:01配信

FRIDAY

モンゴルを象徴するような、青空が広がる大草原の下で馬と並び立つ大柄の男がいる。

男の名は、アディヤ・バーサンドルジ(29)。一昨年秋、元横綱・日馬富士の暴行事件によって一躍時の人となったが、その約1年後、今度は自身が付け人に暴力を振るい、引退を余儀なくされた元幕内力士・貴ノ岩その人である。

「モンゴルに帰ってきたのは、今年の3月1日です。兄が首都・ウランバートルから60kmほど郊外にある『セレゲレン牧場』の経営をしていて、いまはその手伝いをしています。毎朝、8時に起きて馬や牛の様子を見るのが日課。この前も、牛の難産があって、自ら子牛を取り出しましたよ(笑)」

貴ノ岩の家族は牧場の他に、ラジオ局の経営を行っている。帰国後すぐに実家の手伝いを始めたという貴ノ岩だが、思いのほか現在の生活を満喫しているというのだ。

「日本にいる時は、相撲以外に当てられる時間がほとんどなかった。それが今は仕事を経験したり、免許をとったり、彼女とデートしたり、新しい生活を楽しんでいます。車の運転は、ペーパードライバーだから何度かブツけてしまっているけどね(笑)。ただ、そういう経験も新鮮だった。最近は料理にもハマっていて、ステーキやスープを自炊したりもする。スープの味には自信があるんだ」

日本で活躍したモンゴル人力士たちは母国で“英雄”として讃えられる。元横綱・朝青龍を筆頭に、知名度を生かして事業を起こす者も多い。なぜ、貴ノ岩は実家の手伝いをして暮らしているのか。

「日馬富士関に対して訴訟を起こしたことで、モンゴル中から大バッシングされまして……。『横綱に失礼だ』『生意気』『非国民が』といった書き込みがネットに溢れたんです。モンゴルでもいろんな人からそういう声をかけられた。この状況で何か始めるのはなかなか大変で……」

モンゴル生活の2ヵ月間で、現役時代に150キロあった体重は25キロも激減――。帰国後数日間は、バッシングもありなかなか飯も喉を通らなかったという。

日本のメディアの発言歪曲や、誇大表現にも心を痛めた。「今思い返してもやっぱり辛かった」という貴ノ岩だが、母国に戻り家族のサポートのもと、次第に精気を取り戻していった。

「映画館に行ったり、趣味のカラオケをするなど、力士時代はなかなかできなかったことができるようになり、気分転換になった。映画はラブストーリーやアクション映画が好きで、最近観た中では、『アベンジャーズ』が良かったですね。カラオケではBEGINやコブクロなど、日本の歌を歌います。そして、やっぱり家族やモンゴルの力士が、『批判や厳しい言葉は気にするな』と言ってくれたことが僕の中で支えになった」

牧場経営は順調で、月給は前頭時代(約150万円)と同程度あるという。現在は兄の家に居候中の身だというが、ずっと兄の世話になっているわけにはいかないと、貴ノ岩は考えているようだ。

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最終更新:5/24(金) 9:01
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