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約束まであと5分でも焦りなし......遅刻魔の正体とは?

5/24(金) 17:21配信

フィガロジャポン

時計の針が刻々と進んでも、遅刻魔のあなたは現実から目を背けたまま。ToDoリストを全部こなしてもまだ、約束の時間に間に合うと思っている。社会心理学・認知心理学の研究者が、この時間に対する歪んだ感覚について明らかにする。

夢の続きを見ることはできる?

8時55分。あなたはまだベッドにいて、メイクもまだだしカフェも飲んでないけれど、会社の始業時間は5分後に迫っている。それでもあなたは「まだ大丈夫。顔を洗わないでワンピースをサクッと着れば5分で会社に着ける」とも思っている。たいていの人にとって朝は慌ただしいけれど、遅刻魔の頭の中では時計が疎かになっている。時間認知の専門家に、こうした行動の背景を解説してもらおう。

時間の見積もりが上手い人、下手な人。

「映画に遅れたくなかったら、あと5分で出ないと!」とジュリーはマチューに言う。この30代のカップルにとっての日常風景。マチューの耳には警告が届いているものの、マチューがコンピュータの画面から目を上げるのはジュリーがコートを着てから。「ポーカーのこの手が終わったら、すぐに靴を履いてデオトラントをつける。ほんと、すぐだから!」。「時間に対する感覚は人ごとに違います」と言うのは、クレルモン=オーヴェルニュ大学の社会心理学および認知心理学研究室のシルヴィ・ドロワ=ヴォレ教授。「何かに熱中していると、時間の感覚がまったくなくなってしまう人がいます」

時間の感覚とは、小さい頃からの学習によって身に付くもの。教授によれば、一つ一つの動作にかかる時間をきちんと認識するには、その動作を何度も繰り返さなくてはならないそう。こうした時間の見積もりが最高に上手な人には、タイムやテンポで動作を律するスポーツ選手や音楽家がいる。逆に見積もりの苦手なのが、自分のやるべきことをうまく計画したり管理できない遅刻常習者たちだ。特に彼らにとって困難なのは、新しいことを行う時。スマホのアップデート、シャツのボタンの付け替え、ニンジンの皮むき……実際にやってみない限り、掛かる時間が推測できない。

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最終更新:5/24(金) 17:21
フィガロジャポン

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