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カンヌ映画祭レポート2019:ポン・ジュノ監督&ソン・ガンホにインタビュー。

5/24(金) 22:30配信

フィガロジャポン

映画祭10日目。コンペに『Parasite』(英題)が選出されているポン・ジュノ監督と、彼の作品の常連で韓国映画界の演技派スター、ソン・ガンホにインタビュー。作品もすこぶる評判がいいので、取材に集まってきているジャーナリストの熱も高く、「今年のコンペでいちばんの傑作!」といった声が聞こえてきます。

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インタビューはオープンエアのビーチのレストランで行われたのですが、隣では『Matthias et Maxime』(原題)組が取材していて、通りかかったグザヴィエ・ドランがポン・ジュノに挨拶をしに立ち寄っていきました。カンヌは、こんな風にパーティや滞在先のホテルや取材場所などで、監督や俳優たちの新しい出会いもあるのです。

そうこうしていたら、ちょっと離れたところで、クロエ・セヴィニ-の撮影が始まりました。そういえば、2017年にファティ・アキン監督の『女は二度決断する』で女優賞を受賞したダイアン・クルーガーは、その数年前にカンヌのパーティでファティ・アキンと出会い、意気投合したことがきっかけで一緒に作品を作ることになったと言っていました。

漫画など日本のポップカルチャーに精通しているポン・ジュノ監督ですが、公開時には日本にまた行く予定とのこと。『タクシー運転手~約束は海を超えて~』(18年)で若いファンも増えているソン・ガンホも、ぜひ一緒に来日してほしいですね。

「監督週間」の短編部門で注目の監督、吉開菜央。

午後一は、「監督週間」の短編部門に『Grand Bouquet』(原題)が選出されている吉開菜央さんに取材。吉開菜央さんは、この10年ほど短編やビデオインスタレーションの作品を撮り続けている映像作家。米津玄師の『Lemon』のミュージックビデオにも出演しているダンサーでもありますが、もともとダンサーとして身体表現を追求していく中で、その身体感覚を映像化したいという欲求から作品を作り始めたそう。

コンペにはイタリアとフランスの巨匠が登場。

コンペには、イタリアの巨匠マルコ・ベロッキオと『アデル、ブルーは熱い色』(13年)でパルムドールを受賞しているフランスのアブデラティフ・ケシシュ監督の作品が登場。マルコ・ベロッキオ監督の『The Traitor』(英題)は、00年に病死したイタリアのマフィア、トンマーゾ・ブシェッタの半生を追う実話もの。タイトルのザ・トレイター=裏切り者は、組織について口を割ったことにより、多くのマフィアが逮捕されることになったことに由来しています。実話ものながら、マルコ・ベロッキオらしい構図のしっかりした重厚な映像は見応えがありました。

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最終更新:5/24(金) 22:30
フィガロジャポン

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