ここから本文です

【BOM】日本人5人目のWBCムエタイ世界王座獲りに挑む竜哉・エイワスポーツジム「全局面で圧倒します」

5/24(金) 23:16配信

ゴング格闘技

2019年6月1日(土)神奈川・横浜文化体育館で開催されるムエタイのビッグマッチ『BOM SEASON II vol.2-The Battle Of Muaythai』。

【写真】鋭い右ストレートを叩き込む竜哉

 今大会でWBCムエタイ世界ミニフライ級王座決定戦に臨む、WMC世界ピン級王者&ムエサイアム・イーサン・ミニフライ級王者の竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツ)は、日本人初のルンピニー&ラジャダムナン2大殿堂スタジアム同時制覇を成し遂げた名高・エイワスポーツジムに続く存在として、朝陽・PKセンチャイムエタイジムとともに期待されている18歳。

 名高が返上したWBCムエタイ世界王座を手にすることができるか。王座獲得に成功すれば、日本人で5人目のWBCムエタイ世界王者となる。

■中1で単身タイへ渡り、ジムに住み込んでムエタイを習う

――竜哉選手のお兄さん・奥脇一哉、お姉さん・奈々選手とあわせて「奥脇三兄弟」は、アマチュアキックボクシング界での活躍が有名です。

「実は、キックボクシングをしていない長男がいて四兄弟なんです」

――プロキャリアのほとんどをタイで戦い、日本におけるプロデビュー戦でいきなりWMC世界ピン級王座決定戦に勝利して世界王者となった竜哉選手の経歴は異例なだけにここで詳しく紹介させてください。キックボクシングとの出会いは?

「小4です。兄の一哉が16歳ではじめて半年後でした」

――それ以前、何か頑張られていたことは?

「ずっとサッカーをしていました。サッカーは、かなり本気で中2までムエタイと平行しながらしていました」

――キックは、お兄さんが始めたのがきっかけ?

「兄が中学卒業をして『何か夢を追いかけてほしい』と薦めたのがムエタイで、近所にあったジムに入りました。自分も同じようにサッカーとは別に夢中になれるものを求めたのだと思います」

――すると、試合をする時期も早かった?

「入会して1カ月でアマ大会に出ました」

――1カ月とはあまりにも極端です。それ以前に空手道やボクシングなどの格闘技歴があったわけではなく?

「はい、サッカーしかしてこなかった中、挑戦してみましたが、ダウンを取られて負けてしまいました」

――当然だと思います。そこで数か月基礎を固めて2戦目に臨んだとか?

「いや、またすぐに出場しました。1カ月も開いていなかったと思います。そこでも負けてしまって悔しくて」

――なんと無茶な。初勝利は?

「その次の3戦目です。ヒザ蹴りの連打でKO勝ちできました」

――かなり過激な選手スタートです。その後の活躍は?

「9本のベルトを巻きました。全部で100戦くらいしています」

――そんなアマキャリア100戦以上を持つスーパーファイターは、那須川天心選手をはじめ、竜哉選手の年代に多くおられますが、同じ頃に大会に出場していて、今もプロで活躍されている選手は?

「仲間の名高(名高・エイワスポーツジム)と朝陽(朝陽・PKセンチャイムエタイジム)、安本晴翔選手(INNOVATIONスーパーバンタム級王者)、田丸辰選手(RISEスーパーフライ級王者)とか」

――現在、18歳ながら立派にプロとして活躍されていますが、それを志したのはいつ頃から?

「中学でサッカー部をやめた頃には、プロになろうと思っていました」

――タイと日本を盛んに行き来されていますが、初渡タイは?

「小6の家族旅行でした。ルンピニースタジアムで見たムエタイが凄くって『自分もここに出てチャンピオンになりたい!』と思いました」

――タイで初練習、初試合は?

「中1の夏休みです。バンコクではなく、東北のウボンにあるシットヌンウボン(90年代の名選手、ヌンウボンのジム)で」

――最近は、外国人を積極的に受け入れ、設備の整ったキャンプを設けるムエタイジムも多くなってきましたが、ウボンのジムとなると日本人はおろか、外国人が皆無なのではないでしょうか?

「はい、僕一人でした」

――言葉は?

「まわりはタイ人だけで英語もできないし、タイ語の本で指差しながら、身振り手振りでコミュニケーションをとるしかありません」

――ご兄弟も一緒ではなかった?

「はい、独りです」

――中1の少年にとってあまりにも強烈な環境では?

「まわりの選手たちは、皆、優しくて、日本では教わったことのないヒジ打ちなどのテクニックをじっくりと学べたり、とても充実していました。Wi-Fiもあったので、携帯で家族と連絡も頻繁に取れましたし、悪い思い出はありません」

1/2ページ

最終更新:5/24(金) 23:16
ゴング格闘技

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ゴング格闘技

ジャパンコンテンツマネジメント

ゴング格闘技
2019年7月23日発売

定価 本体1,111円+税

【特集】快挙! 世界二冠・堀口恭司とは何か?
■DJら対戦者が語るキョージ・ホリグチ
■「格闘兄弟」朝倉未来&海ほか
■魔裟斗×武居由樹/亀田が語る那須川天心

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事