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有名企業がeスポーツに協賛しはじめたワケ

5/24(金) 6:20配信

東洋経済オンライン

■タイトルとの関連性より、集客力と拡散力

 2018年の流行語大賞のランキング入りなど、徐々にですが、eスポーツが世の中に浸透しつつあります。それがわかる顕著な例の1つが、eスポーツイベントのスポンサーです。これまでは、イベントで使用されるゲームタイトルをリリースしているメーカーによるプロモーションとしての位置付けで、スポンサーがつかないかそのゲームに関連するゲーミングデバイスのメーカーによるものがほとんどでした。

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 しかし、昨年からゲームタイトルとは関係性が薄い企業によるスポンサーが少しずつ増えています。

 その1つが、EVO Japanでのカップヌードル(日清食品)です。ゲームをプレイしながらでも食べられるという親和性はあるものの、ゲームと密着した商品であるわけではなく、イベント自体に集客力があり、商品の認知が見込める拡散力があると踏んでの協賛なわけです。

 ほかにはeBASEBALL パワプロ・プロリーグのe日本シリーズでは三井住友銀行(SMBC)がスポンサーとして参加しています。さらにロートZ! (ロート製薬)は、全国高校生eスポーツ選手権やRAGEなど数々の大会へ協賛するとともに、対戦格闘ゲーム『ストリートファイターV AE』のときど選手にもスポンサーとして支援しています。

 毎年7月にミクシィが開催するゲームや音楽の祭典「XFLAG PARK 2019」の一部「モンストグランプリ」でも多くのスポンサーが協賛しています。4月に開催概要が発表された「モンストグランプリ 2019」では、グーグルとトヨタ、Number(文藝春秋)がスポンサーとして加わることとなりました。

 グーグルは国内のeスポーツ大会へのスポンサーとしての参加は初と見られています。トヨタは昨年の「モンストグランプリ 2018」で、優勝チームへの副賞としてカローラスポーツを提供していましたが、本格的にスポンサーとなるのは今年からとなります。文藝春秋もeスポーツへの支援はこれまで聞いたことがなく、いずれも画期的な事案であることは間違いありません。

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最終更新:5/24(金) 6:20
東洋経済オンライン

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