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職場のどうしてもイヤな人から身を守る「無関心の壁」とは?

5/25(土) 10:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

※本連載では、シニア産業カウンセラー・研修講師の宮本剛志氏の著書、『怒る上司のトリセツ』(時事通信社)の中から一部を抜粋し、怒りのメカニズムと周囲の怒りに正しく対応する方法を紹介していきます。

尊敬できない相手の「一挙手一投足」が気に障る…

 自分を守るスキル(2)  無関心

「どうしてもイヤ」という相手には

仕事上、関係性を維持しなければいけない取引先や、仕事を学ぶ上で何とかついていきたい相手。パワハラやストーカー的な「言葉の暴力」の被害はなく、一方的な「怒り」を回避できれば人間関係を改善したい相手…。関係改善が望める、あるいは関係改善をしたい相手には、これまで見てきたようなスキルを生かした積極的な関係改善を行うことを勧めます。

しかし、中には「どうしても、人として尊敬できない」「むしろ反面教師として、ああはなりたくない見本」という人が、職場にいることもあります。そうした事例を次に見てみましょう。

Hさん(20代・男性)は、学生時代から優秀で、そうした人材が集まる企業で働いています。業務内容はハードですが、誰もが自分を奮い立たせ、いくつものハードルを越えて実績を重ねています。Hさんもその一人です。仕事には、まったく不満はありません。ただ1点、部署の先輩(40代)の存在を除いては…。Hさんは、その先輩に気が滅入っています。

会社は、仕事がハードな半面、成果を出す人の昇進は早いのです。しかし、いったん第一線の現場から外れてしまうと、昇進はまずありません。その一方で、昇進コースから外れた人は、ワークライフバランスが取れた「楽な勤務」ができます。その「楽」な状況にどっぷり浸かり、Hさんいわく「チャラチャラした言動」の先輩がいるそうです。その先輩は自分はろくに仕事をしないのに、若手に「そんなやり方だから残業が増えるんだよ」「もっと効率よくできないのか」「だめだな」と「指導」して回るのが、Hさんには耐えきれないと言います。

「顔を見るのもイヤだ」「信じられない」と、Hさんの先輩に対する評価は散々です。「あんな人にはなりたくない」という思いも、仕事を頑張る理由の一つだそうです。ネチネチと指導されるのはHさんだけでなく、対象は職場全体のようです。中には軽く受け流してうまく対応している同僚もいます。しかし、Hさんは、そのチャラチャラした先輩の一挙手一投足が気に障り、気持ちがすり減ると言います。

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最終更新:5/25(土) 10:00
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