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【U-20W杯|メキシコ戦のスタメン予想】不調の伊藤はそれでも先発か。その起用法に監督のスタンスが見える

5/25(土) 17:00配信

SOCCER DIGEST Web

アグレッシブに出るなら伊藤は…

 U-20日本代表は、U-20ワールドカップのエクアドル戦を1-1で引き分け、グループステージ初戦で価値ある勝点1を奪った。
 
 0-1でリードされた前半は出来が悪く、ドローに持ち込んだ後半は盛り返した。良いイメージを残して次戦につなげただけに、後半のメンバーをいじるべきではないだろう。
 
 そのため、26日の日本時間22時30分にキックオフされるメキシコ戦のスタメンは、エクアドル戦の後半を戦ったメンバーを軸にを予想したが、懸念事項がふたつ浮かび上がった。ひとつ目は、不調の伊藤洋輝を起用すべきかどうか。
 
 エクアドル戦の伊藤は、中盤のスペースをケアできず、球際でも競り負けるなど、劣勢のゲームで緩慢なディフェンスが目についた。パスミスやボールロストも多く、運動量も足りていなかった印象が強い。日本のメンバーで最もパフォーマンスが低調だった。

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 普通に考えれば、次戦はベンチに置くのが得策かもしれない。だが、「最低限、(エクアドル戦の)後半のようなプレーをして、そこからさらに精度を高めていく。そんなゲームを2戦目からはできるようにしていきたい」(影山雅永監督)ならば、チームで随一のフィードセンスを備える伊藤は欠かせない戦力。攻撃面を評価して、メキシコ戦も先発と予想した。
 
 もっとも、ネックになるのは、グループステージはすべて中2日で行なわれるというタイトなスケジュールだ。実際、エクアドル戦で先発した11人+後半から出場した宮代大聖は翌日のトレーニングに姿を見せず、コンディションを調整した。総力戦で挑むならば、伊藤に代わって藤本寛也がボランチに入る可能性もあるだろう。
 
 いずれにせよ、攻勢に出るために使うのか、守備も考慮してコンディションを優先するのか、伊藤の起用に指揮官のスタンスが現れると言えるかもしれない。

メキシコのエースを封じるには…

 メキシコ戦のふたつ目の焦点は、相手エースのディエゴ・ライネスをどう封じるか。
 
 ライネスの主戦場は右サイドのため、マッチアップする左サイドバックには鈴木冬一を起用し、サポートとなる左サイドハーフに中村敬斗を使う可能性もあるだろう。
 
 鈴木は「粘り強く、飛び込まない」と言い、中村は「プレスバックして粘り強く守備したい」と対ライネスのイメージを膨らませている。両者ともに2年前のU-17ワールドカップに出場し、世界のアタッカーと戦った経験も十分だ。

 鈴木&中村で左サイドを構成した場合、エクアドル戦では左サイドハーフで出場してゴールも奪った山田康太は、右サイドに回るか。初戦で決定機を外した郷家は控えとみる。
 
 いずれにせよ、メキシコ戦は勝てばグループステージ突破の可能性が高まる重要な一戦。アグレッシブに戦い、勝点3をもぎ取りたい。
 
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)

最終更新:5/25(土) 17:00
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