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錦織圭が最終セットで異例の3連敗。全仏ではナダルの山、活路はフォア?

5/25(土) 17:01配信

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 錦織圭にとって、自信満々で迎える全仏開幕とはならなかった。'14、'15年にバルセロナを連覇、昨年はマスターズ1000のモンテカルロで準優勝するなど今やクレーコートは得意なサーフェスだが、今年はそのモンテカルロで初戦敗退、'14年に準優勝したマドリードでは3回戦止まりと、振るわなかった。

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 好不調の波があり、へたをすると1試合の中でもプレー内容にアップダウンがある。

 4強入りしたバルセロナでは、3回戦で18歳の新星フェリックス・オジェ・アリアシムを6-1、6-3で圧倒。積極的な攻撃で相手のリズムを壊し、相手が立て直してきた第2セットも手堅くまとめた。男子ツアーの将来の看板選手に、長くトップ10選手として戦ってきた力を見せつけるような勝ち方だった。

 ところが、準々決勝では104位のロベルト・カルバレスバエナに苦戦し、準決勝では昨年の楽天オープン決勝で敗れた14位のダニル・メドベージェフにまたも屈した。この準決勝のプレーはまずまずだったが、最後に勝負強さを発揮できなかったのは残念だった。

 最終セットにもつれた試合はこれで3連敗となった。フルセットでの勝率で歴代1位を長く保っていた錦織にとって、この連敗は不本意だろう。

大事なポイントを取りきれない。

 ブレークポイントを握っても、なかなかブレークに結びつかないのも気になる。

 マドリードの2回戦では予選勝ち上がりの109位、ウーゴ・デリエンにストレートで勝ったが、ブレークポイントを19回も逃すなど、大苦戦した。「彼のサーブがよかった。リターンがなかなか返せなかった」と振り返ったように、確かに相手のサーブは上出来だったが、錦織のリターンも思いきりが悪かった。今季のクレーコートシーズンの苦戦を象徴するような試合だった。

 次の3回戦でスタン・ワウリンカに敗れると「どちらかといえば、常に劣勢だった。乗り越えていれば、というところだったが、取り切ることができずチャンスを逃してしまった」と話した。

 大事なポイントを取りきれない要因については「自信は大きいかなと思う」と話している。

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最終更新:5/25(土) 17:01
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