ここから本文です

ブランド名は日本映画から フィービー派の「カイダン・エディションズ」

5/25(土) 22:00配信

WWD JAPAN.com

ロンドン発の「カイダン・エディションズ(KWAIDAN EDITIONS)」は、カルトカルチャーを着想源にした世界観が持ち味の一風変わった若手ブランドだ。名前の“カイダン”は日本語の“怪談”に由来しており、コレクションでは映画の悪役やスパイからヒントを得た斬新なアプローチが面白い。

【画像】ブランド名は日本映画から フィービー派の「カイダン・エディションズ」

デザイナーは、ベトナム系アメリカ人の夫のハン・ラー(Hung La)とフランス人の妻のレア・ディックリー(Lea Dickely)の夫妻。ハンはニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)とアレキサンダー・ワン(Alexander Wang)時代の「バレンシアガ(BALENCIAGA)」やフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)の「セリーヌ(CELINE)」でウィメンズデザイナーを務め、レアは「リック・オウエンス(RICK OWENS)」「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」でテキスタイルを担当した。2人が生み出す独特なストーリーと、メゾンで培った技術を生かしたテキスタイルや緻密なテーラードを融合したデザインは、プレスやバイヤーからの評価も上々だ。

4月中旬には東京・表参道のセレクトショップ、アディッション アデライデ(ADDITION ADELAIDE)で開催したインスタレーションに合わせて、ハンとレアの2人がそろって来日。2人の出会いから、少し不気味なインスピレーション源まで語ってもらった。

WWD:ブランド名に日本語の “怪談”を入れたのはなぜ?

レア・ディックリー(以下、レア):ブランド名を決めるのはとても大変な作業だった。悩みに悩んで考えていたときに、数年前に見た小林正樹監督の映画「怪談」を思い出した。好きな作品だったし、響きもいい。不気味、異様なというダークな雰囲気を包括したような意味であり、私たち自身の中にあるゴースト(暗部)を見つめて、ダークな部分に目を凝らすと予想外のものや美しいものを生み出せるんじゃないかと思ったの。

1/6ページ

最終更新:5/30(木) 15:19
WWD JAPAN.com

記事提供社からのご案内(外部サイト)

WWD ジャパン

INFASパブリケーションズ

2096号
2019年8月19日発売

定価500円(税込み)

ハイジュエリー特集2019 ハイジュエリーの常識を揺さぶる「グッチ」の本気度

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事