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ブランド名は日本映画から フィービー派の「カイダン・エディションズ」

5/25(土) 22:00配信

WWD JAPAN.com

ハン・ラー(以下、ハン):怪談という言葉を調べていくうちに深くて美しい意味があることを知った。もともと中国で子どもを怖がらせるための民話が日本に伝わって、“怪談”と呼ばれるものになったんだ。19世紀後半に日本で活動したギリシャ出身の作家ラフカディオ・ハーン(小泉八雲/Lafcadio Hearn)が、短編集「怪談」を書き、西洋に広げたということも知った。その時代を超えて受け継がれていく“怪談”に、僕らのブランドが新たな意味を加えていくというのも面白いと感じた。

WWD:ブランド名にデザイナーの本名を冠するブランドも多いが、そのアイデアもあった?

レア:試してはみたけど、ピンとこなかったよね。

ハン:僕らは匿名でいいと思ったし、ブランド名はもっと大きな抱負を持つべきだと思ったんだ。デザイナーが誰かということより、もっとブランドの中身を詩的に表現したものにしたいと思っていた。

"初デートで「シャイニング」を鑑賞 夫婦を表す映画"

WWD:2人の出会いはアントワープ王立芸術アカデミー在学中だったと聞いたが、お互いの第一印象を覚えている?

ハン:僕は最初からレアの生み出す作品に惹かれていたんだ。ミステリアスでダークで、とても詩的で、表現力豊かな作品だった。交際を始めたのは1年生の終わり頃だったから、お互いについてよく知るまで少し時間がかかったけどね。

レア:第一印象は思い出せないかも……。何というか、ハンは学校では少し不良でクールな印象に見せようとしていたけど、私は「あなた、本当はそういう人じゃないでしょ?」って分かっていたんだと思う(笑)。だから、表面的な見た目とは違う優しくてスイートな面があるなと感じたのかな。

WWD:2人の初のデートでは映画「シャイニング」を見たと聞いたが、本当?

ハン:そう、面白い思い出だよね(笑)。食事に行って、家で映画でも見ようってなったとき、家にあったDVDフォルダを開いて「何を見ようか」って聞いたら、レアが「私、『シャイニング』が見たい!」って言って驚いた。

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最終更新:5/30(木) 15:19
WWD JAPAN.com

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