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「史上最悪のアンデルレヒト」。56年ぶりに欧州カップ戦を逃す

5/26(日) 11:06配信

footballista

「史上最悪のアンデルレヒト」

 ところが、第5節にクルブ・ブルッヘに敗れる(1-2)と、次第にチーム状態が悪化していく。フィジカル任せで、単調に縦パスを送り続けるサッカーは対戦相手にすぐに読まれ、第7節にはヘンクにも敗戦(0-1)。シントトロイデン、オイペンなど格下にも敗れ、首位争いを演じるヘンク、クルブ・ブルッヘとの勝ち点差がどんどん離れていく。ヨーロッパリーグも、3分け3敗と未勝利のグループステージ最下位で終了。バンハーゼブルックが率いるチームは、ベルギーのサッカー解説者から「史上最悪のアンデルレヒト」と批判を受け、第19節のセルクル・ブルッヘ戦での敗戦により6位に順位を下げたところで、監督解任。ヘントではチームをチャンピオンズリーグの16強に導いた同監督だったが、アンデルレヒトでは20年ぶりにタイトルを獲得できなかった不名誉な監督となってしまった。

 1月からは、シャルケ、PSVなどの監督を歴任したオランダ人のフレット・ルッテン監督が就任。チームの掌握に時間がかかり、第24節のスタンダール戦での敗戦により一時は順位をプレーオフ1圏外の7位に下げたものの、冬の移籍市場で獲得したDRコンゴ代表FWヤニク・ボラシー、17歳の新鋭MFヤリ・ベルスハーレンらの活躍により、なんとかレギュラーシーズンを4位で終了し、最悪の事態は免れた。

 プレーオフ1で逆転優勝を狙ったアンデルレヒトだったが、第1節のヘンク戦で0-3の敗北を喫すると、クルブ・ブルッヘ、アントワープにも敗れ3連敗。第4節のスタンダール戦では開始30分で2失点を食らい、不甲斐ない戦いを続けるチームに対し、サポーターが暴動を起こす事態に発展。発煙筒が投げ込まれ、没収試合となった(のちに0-5でスタンダール勝利という扱いに)。

 今季2人目の監督だったルッテンも退任し、残りの6試合はアシスタントコーチのカリム・ベルホシンが監督代行を務めることになったが、プレーオフ1はそのままわずか1勝で終わり、6位でシーズン終了。アンデルレヒトは56年ぶりに欧州カップ戦の出場権を逃した。

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最終更新:5/26(日) 11:06
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