ここから本文です

【WRX STIの系譜04】「インプレッサWRX STiバージョン III&IV」はカタログモデルに昇格、さらにクーペも加わった(1996年/1997年)

5/26(日) 12:03配信

Webモーターマガジン

エンジンはより高回転、高出力型に

スバルのスポーツイメージを牽引する“インプレッサWRX”、そして“STI”。その系譜を紹介する短期集中連載をお届けする。第4回目となる今回は「インプレッサWRX STi バージョンIII(GC8/GF8):1996年9月発売」と「インプレッサWRX STi バージョンIV(GC8/GF8):1997年9月発売」を取り上げた。

【写真】バリエーションやインパネなどをもっと見る

1995年のWRCでドライバーズ/マニュファクチャラーズのダブルタイトルを獲得して波に乗るスバルは、それまで改造車だったSTiバージョンをカタログモデルに昇格させる。

MASTER 4に進化したエンジンは最高出力が自主規制値の280psに到達した。しかしSTiバージョンIIIはメタルガスケット、鍛造モリブデンコートピストン、専用の大流量ターボ、93φの大口径低背圧マフラーなどの採用でトルク値をベースのWRXよりプラス1.5kgmとなる35kgmまで上げてきた。

レブリミットは7900rpmになり、高回転高出力型の性格をいっそう明確にしている。タイプRA STiのインタークーラー・ウオータースプレーがオートになったのもバージョンIIIからだ。

クイックシフトリンケージを採用した専用のトランスミッションは高出力化に合わせ強化型となり、トルクの増大に対応してリアデフおよびリアアクスルのサイズアップが図られている。

駆動系は変わらず、STiバージョンIIIがベベルギア式センターデフ+リアビスカスLSD、タイプRA STiバージョンIIIはDCCD+リア2ウエイ4ピニオンの機械式LSDの組み合わせを継続採用している。

1997年には一部改良を受けてSTiバージョンIVに進化。エンジンは最大トルクが36kgmに達し、タイプRA STiのリアブレーキが15インチ対向2ポットになったほか、クーペのタイプR STiバージョンIVが新設定されたのがポイントだろう。

Webモーターマガジン

最終更新:5/26(日) 12:03
Webモーターマガジン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事