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日本代表初選出の19歳“新世代GK” 「日本トップ3」の技術的評価と怖れなき強心臓

5/26(日) 11:01配信

Football ZONE web

ACLでも輝きを放った広島GK大迫敬介、真骨頂は正確なキャッチング

 あー! あぁ……。

 不安に満ちた叫びが安堵のため息になって、J1リーグ開幕戦(清水エスパルス戦)のエディオンスタジアム広島を包んだ。前半20分、左サイドからフワリと上げられたクロスに対して、GK大迫敬介が目測を誤った瞬間が叫び。その裏に飛び込んだ清水FW北川航也のシュートが不発に終わった時が、安堵である。

【動画】広島GK大迫敬介がA代表に初選出! 次世代を担う若き守護神のスーパーセーブ集

 実は大迫は、鹿児島キャンプでのトレーニングマッチでも、ゴール前に上がったハイボールをミスして失点につながったことがある。さらにAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の大邱FC戦でも、同じように目測を誤り、触ることもできなかった。こういうプレーが、大迫に対する「ハイボールの処理が不安」という評価につながった。

 だが、広島の澤村公康GKコーチは大迫について、こう語っている。

「おそらくエアバトルについては、日本のGKの中でも3本の指に入っている選手ですよ、敬介は」

 この言葉を開幕戦直後に聞いたとしても、「期待値を込めて」という反応にしかなるまい。しかし、今は違う。広島の絶対的な守護神として、2015年に平均失点「0.88」という偉大な記録を打ち立てたGK林卓人もハイボールには強いが、大迫からも同じような絶対的な強さ・高さが感じられる。

 真骨頂は、なんといってもキャッチングだ。アウェーのACL大邱戦は、相手サポーターが激しくプレッシャーをかけてくるスタジアムであり、広州恒大もその圧力におされて1-3と敗れている。そういうなかで大迫は、入ってくるハイボールに対してことごとくキャッチを続け、「10~11回は放り込まれて、パンチングは1回だけ。あとはすべてホールドしています」(澤村コーチ)。小雨も降り、ピッチは濡れていてボールも滑りやすくなっているにもかかわらず、確実にキャッチしていく。相手にはKリーグを代表するエアバトラーであるFWエドガルがいたが、その存在をまったくものともしなかった。

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最終更新:5/26(日) 21:52
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