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「ポツンと」絶好調のウラで、「イッテQ」の名物プロデューサー“出向人事”の読み方

5/26(日) 7:01配信

デイリー新潮

 日曜夜8時の激戦区で「ポツンと一軒家」(テレビ朝日系)の勢いが止まらない。5月19日の放送では番組史上最高の19・8%(ビデオリサーチ調べ:関東地区、以下同じ)、ついに20%に迫ろうという位置につけた。

 一方、同時間帯で不動の1位を保ってきた「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)は、この日の放送では16・9%と3ポイント近い差をつけられたのだ。その直後、日テレは6月1日付人事で、制作・情報局の加藤幸二郎局長の子会社への出向を発表した――。

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 他局プロデューサーが解説する。

「『ポツンと一軒家』は、GWの連休終盤から3週連続で、バラエティ部門の週間視聴率で1位を獲得しています。具体的には5月5日:17・7%、12日:17・7%、そして19日の19・8%です。今年2月24日にわずか0・1ポイントの差でしたが、初めて『イッテQ』を破った時から両番組は勝ったり負けたりを繰り返してきました。しかし、5月に入ってから『ポツン』が勝ち続けています。そんな中、『イッテQ』の番組立ち上げから関わってきた名物プロデューサーである加藤局長の人事には驚きました」

 日テレには、かつてのフジテレビのような、裏方なのに有名なプロデューサーやスタッフは少ない。一般の視聴者が知っているのは、せいぜい『進め! 電波少年』の“Tプロデューサー”こと土屋敏男氏くらいではないだろうか。いったい加藤局長とはどんな人なのか。

「もともとIVSテレビ制作という制作会社にいた方です。日テレと関わるようになったのは、やはり日曜夜8時の放送だった『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(85~96年)で、IVSの先輩であるテリー伊藤さんの総合演出の下、アシスタントディレクターとして働いていました。同様にテリーさんの下で演出を学んだのが、土屋さんです。その後も土屋さんと共に加藤さんは『ウンナン世界征服宣言』(92~95年)などで演出を担当、99年にディレクターとして日本テレビに中途採用されます。その後はプロデューサーとして、05年に立ち上げたのが『イッテQ』の前身である『クイズ発見バラエティー イッテQ!』です。その後はチーフプロデューサーとなり、14年には制作局次長に。そして翌年には制作局長代理。16年に制作局長と、いわゆる現場のトップに出世しました。昨年6月には、組織変更でバラエティやドラマを扱う制作局と、情報番組を扱う情報カルチャー局が統合され、情報・制作局となるのですが、そのトップになったばかりでした。温厚な人柄で、後輩からも慕われる。もともと制作会社にいた人なので、下請けの気持ちもわかるということで、現場でも悪く言う人がいないほど評判がいい。そういう人がトップに立っているから、制作会社のやり手スタッフも集まってきていたし、スタッフものびのびと働けたのだと思います。それがたった1年で子会社の『日テレアックスオン』に出向というのですから、原因はひとつしか考えられません」(同)

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最終更新:5/26(日) 7:01
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