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健康に対する砂糖の影響 「白より茶色が体にいい」は本当か

5/27(月) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 甘いものが欲しくなった時には、飴よりも、黒糖のかけらを食べるのがおすすめだ。

 一方、おなじみの白砂糖も、白ザラ糖、上白糖、グラニュー糖などに分類されている。いずれも、精製度が高く、甘みが洗練されているので、あらゆるお菓子や料理、調味料に使いやすいという特徴を持つ。国内の砂糖の売り上げの3割を占めるという上白糖は、私たちにとって最もポピュラーな砂糖だが、実は日本特有の砂糖であり、海外ではグラニュー糖が一般的だという。

「白砂糖をここまで細分化して販売しているのは和菓子や料理に合わせて使い分け、味に深みを出そうという日本独自の文化的な側面があります」(早川さん)

 ただし、どの白砂糖も精製度が高く、ショ糖以外の栄養成分をほとんど含まない。各砂糖のショ糖の含まれる割合は、黒砂糖が約80%、てんさい糖が約86%であるのに対して、白ザラ糖とグラニュー糖は99.95%、上白糖は97.8%と高い。

◆茶色い砂糖だからといって……

「ショ糖とは、ブドウ糖と果糖(フルクトース)の化合物のことで、ショ糖の中のブドウ糖と果糖は、だいたい1:1です。ブドウ糖は血糖値を急上昇させる危険があり、果糖は中性脂肪を増やし、長期的に摂取を続けていると脂肪肝の原因になります」(團さん)

 よほど味や色合いが繊細なお菓子を作る場合でなければ、白砂糖は避け、茶色い砂糖を使った方がいいだろう。

 この、茶色い砂糖と聞いて、「三温糖」を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。三温糖の温かな色は、体にもやさしそうなイメージがあるが、成分的にはほぼ白砂糖と変わらない。色がついているのは、液糖を煮詰めてショ糖の結晶を取り出す工程で、加熱によって液糖が茶色になったからだ。茶色いからといって、黒糖やてんさい糖のように栄養素は残っていない。

 さらに、三温糖の中には、色のムラを均一にするため、カラメル色素を使って色づけしているものもあるという。

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最終更新:5/27(月) 7:00
NEWS ポストセブン

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