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猫の乳歯が生え変わる時期はいつ? 健康な歯を守るためのケア方法

5/27(月) 7:10配信

ねこのきもち WEB MAGAZINE

子猫の乳歯が永久歯へと生え変わる時期をご存知でしょうか? 今回は、歯の生え変わる時期に子猫が経験している変化についてご紹介します。さらに「残存乳歯」への注意点や歯磨きのコツ、抜け落ちた後の乳歯の謎についても押さえておきましょう。

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乳歯は生後2週間から生え始める

生まれたばかりの子猫は母猫の母乳で育ち、生後2週間頃から乳歯が生え始めます。その数は26本。前歯にあたる門歯は上下6本ずつ、尖ったキバのような犬歯は上下2本ずつ。そして、食物を細かくすりつぶす臼歯は前後に分かれており、前臼歯は上に6本、下に4本の合計26本です。乳歯は生後3~6週で生えそろうので、拾った子猫の月齢を調べる場合は、乳歯の成長具合を確認するのも一つの手段となります。

永久歯は半年で生えそろう

永久歯の数は、乳歯の数に奥歯とよばれる後臼歯を上下2本ずつ加えた計30本です。永久歯は乳歯が生えた後に、歯ぐきの中で形成されます。永久歯が成長すると乳歯の歯根部は徐々に吸収され、乳歯が押し出されるように抜けて永久歯が生えてきます。これが「生え変わり」ですが、生後約3~6ヶ月で乳歯は永久歯に生え変わっていきます。

生え変わりのときに見られるしぐさや状態 ①おもちゃや人に噛みつく

子猫は歯が生え変わる頃になると、口の中に違和感を覚えて歯ぐきがムズムズかゆくなり、飼い主さんや家具などを噛むことがあります。口の中を傷つけないような柔らかいおもちゃを与えて、口の不快感を解消させてあげましょう。

②口の中に出血が認められる

生え変わりの際に、歯ぐきから出血することがあります。健康な猫なら出血はすぐ治まるので心配はいりませんが、なかなか出血が治まらない場合は獣医師に相談しましょう。

③口臭が強くなる

歯の生え変わる時期は、乳歯と永久歯の間に食べ物が残りやすくなり、強い口臭を発する場合があります。デンタルケアは乳歯のころから始めたほうがいいのですが、この時期には身についていると、後々お手入れがしやすくなりますよ。

残存乳歯に気をつけて!

乳歯が上手く抜けずに、そのまま残ってしまう「残存乳歯」。猫に多くはありませんが、この乳歯を放置してしまうと、上あごと下あごの咬み合わせがずれる「咬合異常」を起こし、フードを食べづらくなる可能性があります。

また、乳歯と永久歯の間には食べ物が挟まりやすいため、歯肉炎を起こし、歯周炎へと進行してしまうおそれも出てきます。歯肉に炎症を起こすと、永久歯が生えてこないケースも。半年以上たっても乳歯が残っている場合は、動物病院の受診が必要になります。

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最終更新:5/27(月) 7:10
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