ここから本文です

頭痛薬の使い過ぎで頭痛に? 正しい薬の飲み方&対処法

5/27(月) 12:08配信

リビング福岡・北九州

片頭痛との上手な付き合い方とは? 薬でさらなる頭痛が起きることも

20代後半~40代の女性に多い片頭痛。日常生活の過ごし方や薬の使い方などの正しい対処法と、他の頭痛との違いを教えてもらいました。

◆片頭痛への対処法

いわゆる“片頭痛持ち”の人は体質的に頭痛を起こしやすく、根治は難しいですが、日頃の注意で悪化しないための対策をすることは可能です。

大切なのは、日頃から食事・睡眠・運動などの面で偏りなく、バランスのとれた生活をすること。また、片頭痛を引き起こす誘因は月経、寝不足、寝過ぎ、チョコレートなどさまざまで、人によって異なります。自分の誘因を知り、避けることで、片頭痛を軽減できます。

◆頭痛薬の使用法に注意

市販の頭痛薬を服用する時は、説明書をきちんと読み、長期にわたり使い続けないようにしてください。服用を続け過ぎると薬物乱用頭痛という別の頭痛を引き起こす場合があります。月に13~15日以上の服用を3カ月以上続けている人は、一度受診することを勧めます。服用回数を意識していない人は、きちんと把握しましょう。

ひどくならないうちに飲む人もいますが、過度な服用につながるのでやめましょう。頭痛薬は一時的に痛みを止めるものなので、生活に支障がなく、我慢できる範囲の痛みであれば、むやみに飲まないことも大切です。

片頭痛を持つ日本人は約8.4%と言われます。人生で片頭痛を経験したことのない人が多く、その辛さは理解されにくいのが現実です。そのため、生活に支障をきたす頻回の頭痛が、鎮痛薬の飲み過ぎにつながります。片頭痛には予防薬があるので、鎮痛薬と予防薬を上手に使うことが必要です。

◆他の頭痛との違い

片頭痛がある人の約3割は緊張型頭痛を併発し、片頭痛の人の3~4割には予兆として頸部(首の部分)痛があります。脈打つような中度~重度の痛みで吐き気を伴い、日常動作で悪化する片頭痛に対し、緊張型頭痛は軽度~中度の痛みで吐き気はなく、日常動作で悪化しないのが特徴です。頸部痛を伴う片頭痛は、緊張型頭痛と間違えやすい場合があります。

これらの一次性頭痛と異なり、他疾患が原因で引き起こされる頭痛を二次性頭痛といい、くも膜下出血、椎骨(ついこつ)動脈解離、頭蓋内血種、脳腫瘍などの命や人生に関わる疾患である場合があります。

特に、突然の強い痛み(頭痛が起きて数秒以内に痛みのピークに達する)が5分以上続く場合や、いつもと違う頭痛があればすぐに脳神経外科、神経内科を受診してください。自己判断ではなく、きちんと診断を受けることで、適切な対処法を知ることが大切です。

◆取材協力
よしむら脳神経外科・頭痛クリニック
院長 吉村 文秀先生
「片頭痛とは、悪化しないようにうまく付き合っていくことが大事です。頻度が増えたり、薬が効かなくなったなど以前より痛みが強くなったりした人は、一度病院で検査してみても良いでしょう」

最終更新:5/27(月) 12:33
リビング福岡・北九州

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

あわせて読みたい