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アップルの「新しいキーボード」の変更で、問題は解決されていない?

5/27(月) 8:11配信

WIRED.jp

このほどアップルが「MacBook Pro」の新モデルを発表したが、なかでも注目はキーボードの仕様変更だった。このキーボードは数年にわたり、さまざまな問題があると多くのユーザーから指摘されていたからだ。

【写真】新型「MacBook Pro」のキーを分解した様子

アップルは5月21日(米国時間)の発表で、キーボードの仕様変更は第3世代のバタフライキーボードの構造における素材の変更と説明している。そこで具体的に何が変更されたのかを、もう少し詳しく説明しよう。

オンラインで修理ガイドを公開しているiFixitによると、新しいMacBook Proのキーボードは実際に異なる素材が使われているようだ。しかし同社のレポートによると、この仕様変更からはアップルが具体的に何を解決したいと考えているのかは見えてこないという。

少なくとも2つの素材が変更

フーリエ変換赤外分光光度計と呼ばれる特殊な装置を使ってiFixitが調べたところ、新モデルのキーボードでは少なくとも2つの素材が変更されていた。

iFixitの共同創業者兼最高経営責任者(CEO)であるカイル・ウィーンズによると、それぞれのキーには金属製のドームスイッチがあり、それを押すとへこんですぐ元に戻る構造になっている。ちょうどジャムの瓶のフタのような感じである。どうやら、このスイッチの素材が変更されているようだ。「2018年モデルと最新モデルとでは、表面処理に違いがあります」と彼は指摘する。つまり、アップルは異なる金属素材か熱処理の手法を採用したか、もしくはその両方ということだ。

透明なスイッチカヴァーもまた、異なるプラスティックでコーティングされている可能性がある。「2018年モデルのカヴァーは半透明で少し粘着性があり、シリコンのような感触でした。これが新モデルでは透明度が増しており、触れると滑らかな感じがします」と、ウィーンズは指摘する。フーリエ変換赤外分光光度計による分析結果から見ても、これらは異なるポリマー素材であり、新しいものはナイロン素材の一種によって強度が高められていることが推測できた。

なお、アップルの広報担当者は、これらの分析結果に対するコメントを控えている。

アップルは以前、MacBookシリーズのユーザーの「圧倒的多数」にはキーボードの問題がないと説明していた。ところが、2015年モデルのMacBookが発売されて以降、ユーザーからは「キーが反応しない」「キーが押されたままになる」「スペースバーかシフトキーが動作しない」といった指摘が相次いでいた。

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最終更新:5/27(月) 8:11
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