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錦織「反省点はほぼなし」 完全アウェーでの快勝に手応え「ここ2か月で1番良かった」

5/27(月) 11:03配信

THE ANSWER

地元期待の新鋭撃破、完全アウェーの雰囲気にも飲まれず

 テニスの四大大会、全仏オープンが26日に開幕し、男子シングルス1回戦では第7シードの錦織圭(日清食品)が世界ランク153位のカンタン・アリス(フランス)を6-2、6-3、6-4のストレートで下し、5年連続8度目の2回戦進出を決めた。試合後、記者会見に臨んだ錦織は「反省点はほぼなかったですね」「ここ2か月くらいのクレーコートの中ですごく良かった。自信になりました」と満足げな様子で振り返った。

【動画】錦織は「反省点はほぼなし」と手応え十分の快勝、大会公式が公開した“エア・ケイ”を鮮やかに決める瞬間

 準センターコートのスザンヌ・ランラン・コートで行われた一戦は、完全アウェーでの勝負となった。会場を埋める観客は、地元フランスのアリスを全面支持。「アレ・カンタン(それいけ、カンタン)」の掛け声はもちろん、大きな手拍子やウエーブが巻き起こり、主審が観客に対して「ご静粛に」と促す場面がたびたびあった。

 だが、それでも錦織の集中力を削ぐことはできない。初対戦となるアリスの情報はほぼ皆無で「やりにくさはもちろんありましたし、彼の好きなコースとかパターンがほぼ分からない状態だった。やっぱり初めての対戦は、得意なコースを読むのに時間が掛かりますね」と言いながら、第2セットまで危なげなく連取。「彼のミスが多かったのと自分のプレーが良かったので、1、2セット目は本当にスムーズに進みました」と自賛した。

 第3セットこそ、10センチ以上も身長が高くパワフルな球を打つアリスが勢いづき、第1ゲームに先にブレークを許したが、「自分から主導権を握っていなかった」と冷静に分析。「深いボールを打ったり、もっとフォア(ハンド)を使ったりというのを意識して」プレーした結果、貫禄のストレート勝ちをたぐり寄せた。

悲願のグランドスラム制覇へ一歩前進「自分のプレーが彼を焦らせたところも…」

 今大会前にクレーコートで戦った4月のバルセロナ・オープン、5月のイタリア国際では、それぞれ準決勝、準々決勝にコマを進めた。だが、この日は「相手のミスが早かったけれど、自分のプレーが彼を焦らせたところもあると思う。ここ2か月くらいのクレーコートの中ですごく良かった」と力強い。初戦で大きな自信を得られたことは、2回戦以降の強みとなるはずだ。

 2回戦では、世界ランク85位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)と同96位のペーター・ゴヨブチク(ドイツ)の勝者と対戦することになる。元世界ランク5位で地元フランスのツォンガは、2015年の全仏オープン準々決勝で対戦し、フルセットの末に敗れた相手。もし対戦することになれば「勝てるイメージはできますけど、やっぱりツォンガは強い。やっぱりトップクラスのフォアとサーブ、前に出るパターンがすごく上手いなと感じる。彼の調子が今どうなのか分からないですけど、脅威ではありますね」と警戒した。

 悲願のグランドスラム初制覇に向け、まずは初戦を突破。2回戦までの休養日で体力を回復させ、プレーの精度をさらに高めていきたい。

 全仏オープンテニス2019はテレビ東京で地上波独占放送されている。

THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato

最終更新:8/3(土) 1:39
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